特許
J-GLOBAL ID:200903005612152818

ハウリングキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244617
公開番号(公開出願番号):特開平7-107590
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 機械的なノイズ発生源のノイズを除去することができ、ノイズ除去対象空間の音響伝達関数が変動する場合でも良好にノイズ消去機能を維持する。【構成】 ノイズ発生源200からノイズを発生する前に、白色ノイズ発生器207からの白色ノイズをスピーカ205からダクト221内空間に出力させ、マイクロフォン222で音響捕捉させ、この音響信号eを適応フィルタ213に与える。適応フィルタ213は、上記白色ノイズ信号と音響信号eとからスピーカ205とマイクロフォン222との間の音響伝達関数Gaoを推定し、推定タップ係数を特性補償フィルタ202に設定させ、この後白色ノイズの出力を停止させ、代わってノイズ発生源200からのノイズをダクト221内に出力させ、適応フィルタ203でスピーカ201とマイクロフォン222との間の音響伝達関数を推定させる。
請求項(抜粋):
ハウリングキャンセル対象音響空間に音響を出力する音響発生手段と、上記ハウリングキャンセル対象空間を伝搬する上記音響を捕捉する音響捕捉手段と、上記音響のハウリングキャンセルを行うためのハウリングキャンセル用音響を出力するハウリングキャンセル用音響出力手段と、ハウリングキャンセル対象音響空間におけるハウリングキャンセル用音響出力手段と上記音響捕捉手段との間の第1の音響伝達特性又は上記音響発生手段と上記音響捕捉手段との間の第2の音響伝達特性から上記ハウリングキャンセル用音響信号を生成するハウリングキャンセル用音響信号生成手段とを備えるハウリングキャンセラにおいて、白色雑音を発生する白色雑音発生手段と、上記音響発生手段が非動作のときに上記白色雑音を上記ハウリングキャンセル用音響出力手段から上記ハウリングキャンセル対象音響空間に出力させる制御手段と、上記白色雑音の上記ハウリングキャンセル対象音響空間への出力によって上記音響捕捉手段で得られる音響信号から上記第1の音響伝達特性を推定し、この推定結果を上記ハウリングキャンセル用音響信号生成手段に与える第1の音響伝達特性推定手段とを備えて、上記ハウリングキャンセル用音響信号生成手段に上記第1の音響伝達特性推定手段の推定結果を設定させることを特徴とするハウリングキャンセラ。
IPC (2件):
H04R 3/02 ,  H04M 9/08

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