特許
J-GLOBAL ID:200903005612777680
画像データを強調する方法及びシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324295
公開番号(公開出願番号):特開平10-232928
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 画像から不要な優位構造を除去して、所望の構造の強調された画像を形成することのできる画像データを強調する方法及びシステムを提供する。【解決手段】 本発明に係る画像データを強調する方法及びシステムは、所望の情報を保護しながら、画像から不要の優位な特徴を自動的に抽出する。本発明は、被検体の頭部の脈管構造を視覚化する計算機式断層アンジオグラム(CTA)に関して、特に良好に作用する。優位構造のセグメント化、及び画像データからの優位構造の除去を行うことにより、最大強度投影(MIP)法、表面レンダリング及び空間レンダリング等の視覚化手法を用いて、強調された血管の視覚化を可能にすることができる。
請求項(抜粋):
画像データG1(x,y,z)を強調する方法であって、(a) 原画像データG1をより低い分解能のデータg1(x,y,z)にサブサンプリングする工程と、(b) g1を閾値処理して、g1の値が前記閾値を上回っている場合には値が「1」であり、そうでない場合にはゼロであるm1の値を有している閾値マスクm1を形成する工程と、(c) マスクm1の結合された領域を決定して、該領域をマスクm2として保存する工程と、(d) マスクm2を所定の量だけ拡張させて、拡張したマスクm3(x,y,z)を形成する工程と、(e) 拡張したマスクm3と閾値マスクm2との間の差である移行領域m4(x,y,z)を決定する工程と、(f) m4により画定された前記領域に対してフィルタを適用して、移行領域置換データg3(x,y,z)を形成する工程と、(g) m2、m4及びg3を元来の分解能を有しているM2、M4及びG3にそれぞれ補間する工程と、(h) 前記画像データG1から平均ピクセル強度μを決定する工程と、(i) M2(x,y,z)=1のときに、G4(x,y,z)=μM4(x,y,z)=1のときに、G4(x,y,z)=G3(x,y,z)これら以外のときに、G4(x,y,z)=G1(x,y,z)に従って、画像データG4(x,y,z)を組み立てる工程と、(j) 画像データG4を強調された画像として表示する工程とを備えた画像データG1(x,y,z)を強調する方法。
IPC (3件):
G06T 5/20
, H04N 5/325
, G06T 1/00
FI (3件):
G06F 15/68 400 A
, A61B 6/00 350 M
, G06F 15/62 390 B
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