特許

J-GLOBAL ID：200903005619896480

炭素繊維の製造方法

発明者： 野尻 博信 ,  薬師寺 一幸 ,  吉永 稔
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-052719
公開番号（公開出願番号）：特開平8-246250
出願日： 1995年03月13日
公開日（公表日）： 1996年09月24日
要約：

【要約】【構成】シリコーン系油剤を付与せしめた前駆体繊維を、200〜400°Cの活性雰囲気中で酸化処理し、次いで不活性雰囲気中で炭素化処理する炭素繊維の製造方法において、酸化処理途中にある糸条を案内するローラーの表面温度を150°C以下として酸化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。【効果】酸化処理工程のローラーに付着するシリコーン系油剤のガム状物が大幅に減少し、ひいては、糸切れ、毛羽による欠陥を改善し、しかも高品質の炭素繊維を製造することが可能となる。

請求項（抜粋）：

シリコーン系油剤を付与せしめた前駆体繊維を、200〜400°Cの活性雰囲気中で酸化処理し、次いで不活性雰囲気中で炭化処理する炭素繊維の製造方法において、酸化処理途中にある糸条を案内するローラーの表面温度を150°C以下として酸化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-108117
  
• 特公昭51-009410
  
• 特開昭60-185879