特許
J-GLOBAL ID:200903005621291839

シートスライド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 和夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182365
公開番号(公開出願番号):特開平11-342772
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 リンクと操作バーの端部との係合角度の変化に伴うガタ付きや異音の発生を簡易な構成によって防止することができて、装置全体の構成の簡素化、および低価格化を図ることができるシートスライド装置を提供すること。【解決手段】 ロック機構を作動させるリンク38に、操作バー3の端部と係合するガイド孔38Aと、このガイド孔38Aの上下の縁部に位置して前後方向にずれる上下の係合部38C、38Dとを設け、ロック機構のロック動作時に、上下の係合部38C、38Dによって操作バー3の端部を上下方向から挟み込み、かつロック機構のロック解除時に、上下の係合部38C、38Dによる操作バー3の端部の挟み込みを緩める。
請求項(抜粋):
シートの左右の底部に取り付けられて前記シートの前後方向に延在する左右のアッパーレールと、前記左右のアッパーレールのそれぞれを前記シートの前後方向にスライド自在にガイドする左右のロアレールと、略平面U字状に形成されて、両端部が前記左右のアッパーレールに左右方向の軸線を中心として上下方向回動可能に軸支される操作バーと、前記操作バーの回動方向に応じて、前記左右のロアレールのそれぞれに対して前記左右のアッパーレールをロックおよびロック解除可能な左右のロック機構とを備えたシートスライド装置において、前記左右のアッパーレールの少なくとも一方に前後方向にほぼ沿う軸線を中心として左右方向に回動自在に軸支されて、左右方向の回動により前記ロック機構をロックおよびロック解除させるリンクと、前記リンクの先端部に設けられて前記操作バーの端部と係合し、前記操作バーの上下方向の回動に応じて、前記操作バーの端部との係合角度を変化させつつ前記リンクを左右方向に回動させる係合孔と、前記係合孔の上下の縁部に前後方向にずれて設けられて、前記係合角度に応じて前記操作バーの端部との対向間隔が変化し、前記ロック機構のロック動作時に前記操作バーの端部を上下方向から挟み込み、かつ前記ロック機構のロック解除時に前記操作バーの端部の挟み込みを緩める上下の係合部とを備えたことを特徴とするシートスライド装置。

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