特許
J-GLOBAL ID:200903005630499728

燃料タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218222
公開番号(公開出願番号):特開平11-042947
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 燃料タンク内に形成される空気溜りの不要な圧力上昇による燃料の吹き返しが発生することのない燃料タンクを提供することにある。【解決手段】 燃料タンクT内部を一定割合に分割して本室T1 と副室T2 を形成し、本室T1 と副室T2 とを連通する複数の連通孔1a乃至1bを穿設したことにより、本室T1 に貯留された燃料が連通孔1bより副室T2 に侵入するにしたがって油面Os1 が下降し、またフロ-トFも下降して、空気溜内の圧力上昇が避けられ、燃料の吹き返しが発生することがなくなる。また、油面Os1 の下降に伴い、燃料給油口F内部の油面Os2 も徐々に下降することとなるため、油面Os2 が給油ノズルNzの先端に達した状態で給油が終了することがなくなり、再給油する場合に、油面Os2 に燃料が衝突することによる燃料の吹き返しが発生することがなくなる。
請求項(抜粋):
蒸発燃料吸着装置と連通するコントロ-ルバルブを備えた燃料タンクと、該燃料タンクに燃料給油管を介して燃料を供給する燃料給油口とを設けた燃料タンクにおいて、前記燃料タンク又は燃料給油口内部を一定割合に分割して本室と副室を形成し、該本室と副室とを連通する複数の連通孔を穿設したことを特徴とする燃料タンク。

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