特許
J-GLOBAL ID:200903005637652793

便器内部の導水路の構造およびこの構造を備えたサイホン式便器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357689
公開番号(公開出願番号):特開2001-173072
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 サイホンゼット式便器において、少ない量の洗浄水で、鉢部の表面の洗浄および汚物の排出の双方を確実に実現する。【解決手段】 サイホンゼット式便器10の内部には、洗浄タンク310からの水の流路として、洗浄水給水孔40、洗浄水導入路41、分岐孔42、ゼット導水路46、ゼット噴出孔22、リム導水路43、水出し孔44の各部から構成された導水路S1が形成されている。大洗浄におけるタンク実容量が4リットル,小洗浄におけるタンク実容量が3リットルである洗浄タンク310からの洗浄水が洗浄水給水孔40を通じて洗浄水導入路41に供給されると、この洗浄水は、分岐孔42によりゼット導水路46とリム導水路43とに好適に配分される。この結果、ゼット噴出孔22からは、サイホン作用の早期かつ継続的な発生に十分な量の洗浄水が噴出され、水出し孔44からは、ボール部20の表面の洗浄に十分な量の洗浄水が吐出される。
請求項(抜粋):
所定の給水源と給水可能に接続され、所定量の貯溜水を貯溜可能なタンクから便器を洗浄するための水である洗浄水の供給を受ける供給孔と、汚物を受ける鉢部の上縁に形成されたリム孔および前記鉢部の底部のトラップと接続される排出口と対向する位置に設けられたゼット孔とを連通し、便器の内部における前記洗浄水の流路として形成されたサイホン式便器の導水路の構造であって、前記供給孔は、前記給水源からの給水を止めた状態での一洗浄動作により、前記タンクから2.8リットル以上6リットル以下の前記貯溜水の供給を受け、前記流路を、前記給水源からの給水可能な状態での一洗浄動作により、前記供給孔が、前記タンクから前記貯溜水を含む洗浄水の供給を受けたとき、該洗浄水のうち、サイホン作用を発生可能な量の洗浄水が前記ゼット孔に、前記鉢部の表面を洗浄可能な量の洗浄水が前記リム孔に、それぞれ導かれる形状とした便器内部の導水路の構造。
Fターム (4件):
2D039AC04 ,  2D039AD01 ,  2D039AD04 ,  2D039DA04

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