特許
J-GLOBAL ID:200903005642212920

一端閉鎖型二重筒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109641
公開番号(公開出願番号):特開平5-305381
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 一端閉鎖型二重筒を鍛造により一体に形成する際に、外筒と内筒との長さ比を所望に設定できるようにする。【構成】 成形凹部39に収納した金属材料35を筒状パンチ42で加圧することにより、成形凹部39と筒状パンチ42との間の隙間及び筒状パンチ42とセンタピン40との間の隙間に金属材料35を塑性流動させて外筒32と内筒33を形成する。この場合、筒状パンチ42の先端加圧部には、所定位置に頂点45のある所定勾配のテーパ面46,47を形成し、且つ先端側の内周面及び外周面に所定の長さ比のランド43,44を形成している。これにより、金属材料35が外筒32側と内筒33側とに塑性流動する際の分水嶺の位置を、テーパ面46,47の頂点45の位置や勾配角度若しくはランド43,44の長さ比によって規制して、外筒32と内筒33との長さ比を所望に設定する。
請求項(抜粋):
外筒とその内側に位置する内筒との間をその一端で閉鎖した一端閉鎖型二重筒を鍛造により一体成形するに際して、成形凹部を有するダイと、筒状パンチと、この筒状パンチの中心線上に配置されるセンタピンとを使用し、前記ダイの成形凹部に金属材料を収納し、この金属材料を前記筒状パンチで加圧することにより、前記ダイの成形凹部と前記筒状パンチとの間の隙間及び前記筒状パンチと前記センタピンとの間の隙間に前記金属材料を塑性流動させて前記外筒及び前記内筒を形成する方法であって、前記筒状パンチとして、その先端加圧部の所定位置に頂点のある所定勾配のテーパ面が形成された筒状パンチを用いることにより、前記金属材料が前記外筒側と前記内筒側とに塑性流動する際の分水嶺の位置を前記テーパ面の頂点又は勾配角度で規制して前記内筒と前記外筒との長さ比を所望に設定するようにしたことを特徴とする一端閉鎖型二重筒の製造方法。
IPC (4件):
B21J 5/06 ,  B21J 13/02 ,  B21K 21/04 ,  B21K 21/14

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