特許

J-GLOBAL ID：200903005649102330

油圧クラッチの性能試験装置

発明者： 平田 和男 ,  黒川 和司
出願人/特許権者： 神鋼造機株式会社 ,  マツダ株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-315224
公開番号（公開出願番号）：特開平6-160242
出願日： 1992年11月25日
公開日（公表日）： 1994年06月07日
要約：

【要約】【目的】 油圧クラッチの性能を精度良く及び効率良く試験する。【構成】 入力軸8と出力軸9とを設ける。該入出力軸8,9間に油圧クラッチ単体より成るドリフト・オン・ボール付きの供試体20を取付ける。供試体20に供給する負荷油の元圧を検出するセンサ38、供試体20のドラム内圧を検出するセンサ31、供試体20への負荷油流量を検出するセンサ36、入力軸8の入力トルクを検出するセンサ33、出力軸9の出力トルクを検出するセンサ35、出力軸9の回転数を検出するセンサ34、及び供試体20のピストンの変位を検出するセンサ30を設ける。上記各センサの検出信号に基いて供試体20のドリフト・オン・ボール25のON- OFF性能を試験する。供試体20は油圧クラッチ単体であるので、油圧クラッチを自動変速機ユニットに組込んだ状態で試験する場合に比して、試験効率が高い。

請求項（抜粋）：

入力軸と、出力軸とを備え、該入出力軸間に被試験用の油圧クラッチ単体が取付可能に構成されるとともに、上記被試験用の油圧クラッチの負荷油元圧を検出する負荷油元圧検出手段と、被試験用の油圧クラッチのドラム内圧を検出するドラム内圧検出手段と、被試験用の油圧クラッチへの負荷油の流量を検出する流量検出手段と、上記入力軸への入力トルク又は出力軸からの出力トルクを検出するトルク検出手段とを備えて、該各検出手段により検出された検出信号に基いて上記油圧クラッチ単体の性能を試験することを特徴とする油圧クラッチの性能試験装置。