特許

J-GLOBAL ID：200903005650401813

金属製容器中の金属粉体の真空加熱脱気方法

発明者： 實松 嘉浩 ,  泉 真吾
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 矢葺 知之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-198398
公開番号（公開出願番号）：特開平7-054010
出願日： 1993年08月10日
公開日（公表日）： 1995年02月28日
要約：

【要約】【目的】 金属粉体を金属製の容器に充填し、該容器の内部を真空とすると共に、充填された金属粉体を加熱し、該金属粉体隙間空間に存在するガスおよび当金属粉体表面に吸着されたガスを容器の外に放出させるに必要な時間を低減する。【構成】 容器内部の金属粉体の見かけ密度を72%以上とし粉体の熱伝導率を大幅に向上させ、加熱時に粉体中心部まで均熱する時間を短縮させる。見かけ密度を90%以下とすることで、ガスを放出するための空間を保持する。【効果】 粉体中心部の加熱が迅速に行なわれるため、温度に依存する吸着ガスの放出が迅速に行なわれる。

請求項（抜粋）：

金属粉体を金属製の容器に充填し、該容器の内部を真空とするとともに容器中に充填された金属粉体を加熱し、該金属粉体隙間空間に存在するガスおよび当金属粉体表面に吸着されたガスを容器の外に放出させる方法であって、前記容器内部の金属粉体の見かけ密度を予め72%以上90%以下とした後に該容器を真空引きし且つ加熱することを特徴とする金属製容器中の金属粉体の真空加熱脱気方法。