特許
J-GLOBAL ID:200903005665319277

電子写真感光体用基体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240649
公開番号(公開出願番号):特開平5-027467
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 電子写真感光体用基体には、その外周面が駆動支持体となるフランジ軸心を中心として円滑に回転しなければならない。そのためには、基体そのものの形状精度(同軸度、真円度、真直度などの精度)は高く、感光層が形成さる外周表面は細密な表面粗さが要求される。本発明はこうした要求にあった基体、及び、その製造方法を提供するものである。【構成】 適当な長さの電縫管(造管材1b、抽伸材1c)の一端がカーリングされ、このもの1b’又は1c’にしごき加工(C1)が施こされ、又は、絞り加工に続いてしごき加工(C2)が施された後、これらしごき加工を終えた電縫管1b''又は1c''は電子写真感光体用基体となり得る長さに両端が切断される。なお、前記のしごき加工が施されるのに先立って、電縫管表面に研削加工、研磨加工、或いはホーニング、電解研磨又は陽極酸化の加工又は処理がなされるのが望ましい。本発明に係る基体は真直度及び真円度がともに0.04mm以下、肉厚バラツキ±0.015mm以内、表面粗さ(Rmax)1.0〜0.3μm以内の範囲にある。
請求項(抜粋):
表面の形状精度が真直度及び真円度ともに0.04mm以下、肉厚バラツキ±0.015mm以内、表層部の表面粗さ(Rmax)1.0〜0.3μm以内の範囲にあることを特徴とする電子写真感光体用基体。

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