特許
J-GLOBAL ID:200903005675295600

ビオチンやアビジンのポリマー複合体による病変の検出および治療法の改善

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523544
公開番号(公開出願番号):特表平8-509226
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】病変を検出するための方法とキットと組成物、および患者において病変を治療するためのそれらの使用が提供される。病変部位におけるターゲッティングの増幅を達成するため、マルチビオチンまたはマルチアビジン-ポリマー複合体を使用する。
請求項(抜粋):
(a)(1)ビオチン-タンパク質複合体、または、 (2)アビジン-タンパク質複合体(ここで、このタンパク質は、標的病変によって産生される、あるいはそれに関連するマーカー物質に優先的に結合し、標的病変に優先的に付着するタンパク質である。)を含むターゲッティング組成物を患者に非経口注入するステップと、(b)次に、 (1)ターゲッティング組成物がビオチン-タンパク質複合体である場合には、アビジン、または、 (2)ターゲッティング組成物がアビジン-タンパク質複合体である場合には、ビオチンを含むクリアリング用・限局性組成物を非経口注入し、クリアリング用・限局性組成物により、ターゲッティング組成物を非標的部位から実質的に除去させ、該クリアリング用・局限性組成物を標的病変に付着したターゲッティング組成物に結合させるステップと、(c)(1)クリアリング用・限局性組成物がビオチンの場合、 アビジンと検出剤、または、 (2)クリアリング用・限局性組成物がアビジンの場合、 ビオチンと検出剤の複合体を含む検出組成物を非経口注入し、検出組成物を標的病変に付着させるステップと、を含む方法であって、ここで、ステップ(a)または(b)の少なくとも1つの組成物が、複数のアビジンまたはビオチン部分と複合体を形成するポリマーを含み、これによって、続いて投与される組成物が結合できる結合部位の数が増加し、それによって標的部位における検出剤の量が増幅されることを特徴とする、患者における改善された病変検出方法。
IPC (6件):
A61K 49/00 ,  A61K 39/385 ,  A61K 39/44 ,  A61K 47/48 ,  A61K 49/04 ,  A61K 51/00
FI (8件):
A61K 49/00 A ,  A61K 39/385 ,  A61K 39/44 ,  A61K 47/48 Z ,  A61K 49/00 C ,  A61K 49/04 A ,  A61K 49/02 A ,  A61K 43/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-005033

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