特許
J-GLOBAL ID:200903005679217639

医薬錠剤およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022465
公開番号(公開出願番号):特開平9-221416
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 予め決めることのできる放出分布に従って有効物質を送達することができる医薬錠剤を提供する。【解決手段】 コアと部分的外部コーティングとから成り、前記コアは3層から成り、その上層は有効物質および適当な賦形剤を含有しており、中間層は遅延障壁作用を有するポリマー材料から成り、下層は残部の有効物質および適当な賦形剤を含有し、前記外部コーティングは制御された透過性を有するポリマー材料から成り、前記コアの下面および側面に圧縮法によって被着されている。
請求項(抜粋):
三層コアおよび部分的コーティングを有し、前記三層コアが次の構造:-1種の有効物質と、前記医薬錠剤が水性媒質あるいは胃液または腸液と接触した際に前記有効物質を迅速に放出させることができるようにするのに適した賦形剤とから成る上層;-該上層に含有されている有効物質の放出と、下層に含有されている有効物質の放出との間の時間間隔を決めることができる障壁を形成するのに適したポリマー材料を含有する組成物から成り、有効物質を含有していることのある中間層;および-1種または2種以上の有効物質を含有し、前記上層と同じかあるいは異なる組成を有していて、前記有効物質の制御された放出を可能にする下層を有する、服用後の予め決めることのできる時間に有効物質を放出するのに適した医薬錠剤において、前記部分的コーティングはポリマー材料と補助材料と可塑剤とから成り、前記上層および前記下層の有効物質を放出するのに充分でありインビトロ試験によって予め決めることのできる時間の間不透過性障壁を形成することができ、前記部分的コーティングは圧縮法によって被着され、前記コアの下面および側面を被覆していることを特徴とする医薬錠剤。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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