特許
J-GLOBAL ID:200903005687522149

結晶化ネックピースの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238964
公開番号(公開出願番号):特開平6-063986
出願日: 1992年08月13日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 ネックピースを射出成形時の保有熱を利用して結晶化でき、しかも結晶化工程にて熱変形が生ずることのない方法を提供すること。【構成】 ホッパー26には、樹脂材料の水分率が100ppm以上のものを少なくとも一部に含むPET樹脂材料が投入される。このPET樹脂材料は、射出装置20のスクリュー30による圧力と熱とにより可塑化され、射出成形型を含む型締ユニット24に射出される。型締ユニット24のキャビティに充填されたPET樹脂が、射出成形型に循環する冷媒により冷却され、射出成形型内にて徐冷されることになる。このとき、水分率の低いPET樹脂材料は、可塑化される際に加水分解が生じ分子量が低下している。従って、この分子量の低下により結晶化速度が速くなり、射出成形型内での実用的な冷却時間内にネックピース10が結晶化されることになる。
請求項(抜粋):
合成樹脂製壜のネック部に一体化されるネックピースを成形するにあたり、樹脂材料の水分率が100ppm以上のものを少なくとも一部に含むポリエチレンテレフタレート樹脂材料を、射出装置内にて熱と圧力とにより可塑化し、冷媒が供給されている射出成形型のキャビティ内に前記ポリエチレンテレフタレート樹脂材料を射出して前記ネックピースを成形し、前記射出成形型内にて前記ネックピースを徐冷した後、結晶化された前記ネックピースを前記射出成形型より取り出すことを特徴とする結晶化ネックピースの成形方法。
IPC (7件):
B29C 45/14 ,  B29B 13/00 ,  B29C 49/08 ,  B29C 49/42 ,  B29K 67:00 ,  B29L 22:00 ,  B29L 31:56
引用特許:
審査官引用 (3件)

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