特許
J-GLOBAL ID:200903005692363768

インキ供給量調整装置およびインキ供給量調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110871
公開番号(公開出願番号):特開2000-301696
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 正確にインキ供給量を調整することができ、精度のよい印刷を行なうことができるインキ供給量調整装置およびインキ供給量調整方法の提供。【解決手段】 印刷物10のカラーバー15には、Cベタパッチ11、Mベタパッチ12、Yベタパッチ13およびこれらのインキを統合したグレーパッチ14が印刷されている。測定演算装置4はこの各パッチの濃度値を測定し、グレーパッチ14については目標濃度値との濃度差を求める。そして、この濃度差と、グレーパッチ14を測定する都度、測定するCベタパッチ11、Mベタパッチ12、Yベタパッチ13における各々の主要色成分濃度、濁り色成分濃度を演算式に代入する。これによって、濃度差を各インキの主要色成分濃度差に変換し、印刷管理装置3に与える。印刷管理装置3はこの主要色成分濃度差から、予め記憶されているマトリクスに基づいて印刷機2のインキ壺50の開閉キーの開度調整値を求め印刷機2に出力する。
請求項(抜粋):
複数の基本色インキの各インキ供給量を調整するインキ供給量調整装置であって、各基本色インキは、主要色成分、および他の基本色インキの主要色成分と同色の色成分である濁り色成分を有して構成されており、複数の基本色インキを理想的な配分で統合して印刷した目標統合印刷箇所における各色成分ごとの総量を目標色成分総量としてそれぞれ記憶している目標色成分総量記憶部、複数の基本色インキを統合して印刷した統合印刷箇所を測定し、各色成分ごとの総量を実測色成分総量としてそれぞれ検出する実測色成分総量測定部、複数の基本色インキをそれぞれ単独で印刷した複数の単独印刷箇所を測定し、各単独印刷箇所における各基本色インキの主要色成分量および濁り色成分量を検出する単独色成分量測定部、前記目標色成分総量と前記実測色成分総量との色成分総量差を求める色成分総量差演算部、を備えており、前記実測色成分総量測定部が実測色成分総量を検出する際、前記単独色成分量測定部も各単独印刷箇所における各基本色インキの主要色成分量および濁り色成分量を検出し、前記色成分総量差、前記主要色成分量および前記濁り色成分量に基づき、各基本色インキのそれぞれのインキ供給量を調整する、ことを特徴とするインキ供給量調整装置。
IPC (2件):
B41F 31/02 ,  G01J 3/51
FI (2件):
B41F 31/02 F ,  G01J 3/51
Fターム (10件):
2C250DB04 ,  2C250DB06 ,  2C250EA23 ,  2C250EA24 ,  2C250EB40 ,  2C250EB43 ,  2C250EB46 ,  2G020AA08 ,  2G020DA12 ,  2G020DA43
引用特許:
審査官引用 (3件)

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