特許
J-GLOBAL ID:200903005694526486

空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-266768
公開番号(公開出願番号):特開2000-094910
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 耐久性を向上することができ、しかも材料の使用量も抑えられる空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 折返部16Bのコードの端部19がベルト22の直下に配置されているので端部19からのセパレーションが抑えられる。スティフナー24のタイヤ半径方向外側の端部からタイヤ半径方向外側の領域において、折返部16Bを本体部16Aに一体化させて一枚のプライのようにすることにより、層間の剪断歪に起因するセパレーションの発生が抑えられる。さらに、折返部16Bのコードに作用する圧縮力が無くなるので、圧縮力に起因するコードの切断事故も防止することができる。タイヤ側部のコード密度を従来の空気入りタイヤと同じにすると、本体部16Aのみ及び折返部16Bのみの部分ではコード密度が半分となり、材料の使用量が減る。
請求項(抜粋):
一方のビードコアから他方のビードコアへ延在する本体部と、端末を一対のビードコア回りに折り返した折返部とを持ち、互いに平行に配列された複数本のコードをゴムコーティングしてなる少なくとも1枚のプライからなるカーカスと、前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配置される2層以上のベルトと、を備えた空気入りタイヤであって、前記折返部がタイヤ半径方向外側へ向かうにしたがって前記本体部へ接近すると共にタイヤ最大幅をタイヤ半径方向外側へ越えて延在し、タイヤ軸方向に沿って見たときに、前記折返部のコードが前記本体部のコードの間に配置され、前記タイヤ軸方向に沿って見たときの前記折返部のコードが前記本体部のコードの間に配置された部分は、タイヤ周方向に沿って見たときに、前記折返部のコードの中心と前記本体部のコードの中心との中心間寸法が前記プライの厚み寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 15/00 ,  B60C 9/08 ,  B60C 13/00
FI (5件):
B60C 15/00 B ,  B60C 15/00 Z ,  B60C 9/08 E ,  B60C 13/00 Z ,  B60C 13/00 G

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