特許
J-GLOBAL ID:200903005694741336

多出力スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080430
公開番号(公開出願番号):特開平7-298615
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 第1の直流出力から第2の直流出力を得るための降圧型安定化回路に障害が発生しても、第2の直流出力に異常電圧が発生することがなく、第2の直流出力に接続されている各回路や素子の破損およびそれから発生する発煙,発火などの重大事故の発生を防止する。【構成】 第2のDC-DCコンバータ10の降圧型安定回路(チョッパ回路)6の動作を監視する動作監視回路(積分回路もしくは微分回路)7を設ける。もし、第1のDC-DCコンバータ9の第1の直流出力(24V)に異常電圧が発生し、第2のDC-DCコンバータ10の第2の直流出力(5V)に影響があると、動作監視回路7によって、第1の直流出力を制御するPW制御回路3の動作を停止し、第2の直流出力の負荷に接続される部品等の破損を防止する。
請求項(抜粋):
交流電源から入力する交流電力を整流平滑して得られた1次直流電力を2次巻線を備えたトランスの1次巻線と第1のスイッチング素子との直列回路に入力し、前記第1のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記トランスの2次巻線に誘起される電力を整流平滑して第1の直流出力とし、該第1の直流出力を基準電圧と比較して得られた結果に応じてパルス幅を制御された駆動パルスで前記スイッチング素子をオン・オフすることにより前記第1の直流出力を安定化させるとともに、前記第1の直流出力を降圧型安定化回路に入力し前記第1の直流出力より低電圧の第2の直流出力を得る多出力スイッチング電源装置において、前記降圧型安定化回路の動作監視回路を有し、該動作監視回路の出力により前記第1のスイッチング素子の動作を停止させることを特徴とする多出力スイッチング電源装置。

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