特許
J-GLOBAL ID:200903005698524747

流体封入式マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097185
公開番号(公開出願番号):特開平5-272575
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 中乃至高周波数域の入力振動に対する防振特性が改善された新規な構造の流体封入式マウント装置の提供。【構成】 第一の取付金具10と第二の取付金具12とをゴム弾性体14にて連結すると共に、仕切部材36を挟んだ両側に、互いに第一のオリフィス通路68にて連通された受圧室38と平衡室40とを形成してなる流体封入式マウント装置において、仕切部材36に対して、受圧室38と平衡室40との間に跨がって延びる透孔58を設けると共に、該透孔58内に、第一のゴム弾性板54と該第一のゴム弾性板54よりも容積変化に対する剛性が大きい第二のゴム弾性板56を、互いに所定距離を隔てて配設せしめて、それら両ゴム弾性板54,56間に、第一のオリフィス通路68よりも断面積/長さの比が大きい第二のオリフィス通路72にて平衡室40に連通された中間室60を形成した。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の取付金具と第二の取付金具とをゴム弾性体にて連結すると共に、かかる第二の取付金具にて支持された仕切部材を挟んだ両側に、それぞれ内部に所定の非圧縮性流体が封入された、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室と、壁部の一部が可撓性膜にて構成されて容積可変とされた平衡室とを形成し、更にそれら受圧室と平衡室を互いに連通する第一のオリフィス通路を設けてなる流体封入式マウント装置において、前記仕切部材に対して、前記受圧室と前記平衡室との間に跨がって延びる透孔を設けると共に、該透孔内における前記受圧室側および前記平衡室側に、第一のゴム弾性板および該第一のゴム弾性板よりも容積変化に対する剛性が大きい第二のゴム弾性板を、互いに所定距離を隔てて配設せしめ、各々の外周縁部をかかる仕切部材にて固定的に支持せしめることにより、それら第一のゴム弾性板と第二のゴム弾性板との間に中間室を形成する一方、かかる中間室と前記平衡室との間に、前記第一のオリフィス通路よりも断面積/長さの比が大きい第二のオリフィス通路を設けたことを特徴とする流体封入式マウント装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-125335

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