特許
J-GLOBAL ID:200903005701512798

電子写真用トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-090853
公開番号(公開出願番号):特開2004-295030
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】良好な画質が得られ、かつ、残留する有機溶剤量も少ない電子写真用トナーの製造方法を提供すること。【解決手段】アクリル系樹脂微粒子水性分散体(I)とポリエステル系樹脂微粒子水性分散体(II)とを混合し、コアシェル構造を有する電子写真用トナーの製造方法において、分散体(I)と分散体(II)の少なくとも一方が、下記製法(1)または製法(2)で得られた水性分散体である電子写真用トナーの製造方法。製法(1):自己水分散性アクリル系樹脂(P1)を沸点100°C未満の有機溶剤(S)で膨潤させ膨潤体を製造する第1工程と、前記膨潤体を水性媒体中に微粒子状に分散させる第2工程と、有機溶剤(S)を除去し前記樹脂(P1)の微粒子が分散した分散体とする第3工程を有する製法。製法(2):前記製法(1)において樹脂(P1)の代わりに自己水分散性ポリエステル系樹脂(P2)を用いる製法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
アクリル系樹脂微粒子水性分散体(I)とポリエステル系樹脂微粒子水性分散体(II)とを混合し、アクリル系樹脂微粒子をコア粒子として、該コア粒子の表面にポリエステル系樹脂微粒子を会合させてシェル層を形成する電子写真用トナーの製造方法において、アクリル系樹脂微粒子の一部乃至全部および/またはポリエステル系樹脂微粒子の一部乃至全部が着色された樹脂粒子で、かつ、前記アクリル系樹脂微粒子水性分散体(I)とポリエステル系樹脂微粒子水性分散体(II)の少なくとも一方が、下記製法(1)または製法(2)で得られた水性分散体であることを特徴とする電子写真用トナーの製造方法。 製法(1):自己水分散性熱可塑性樹脂(P)を、前記自己水分散性熱可塑性樹脂(P)を溶解しないが膨潤させることが可能な沸点100°C未満の有機溶剤(S)で膨潤させることにより膨潤体を製造する第1工程と、前記膨潤体を水性媒体中に微粒子状に分散させて初期水性分散体を製造する第2工程と、前記初期水性分散体から前記有機溶剤(S)を除去することにより前記自己水分散性熱可塑性樹脂(P)の微粒子が前記水性媒体中に分散した分散体とする第3工程を有する製造方法により得られ水性分散体であって、自己水分散性熱可塑性樹脂(P)として自己水分散性アクリル系樹脂(P1)を用いるアクリル系樹脂微粒子水性分散体の水性分散体の製法。 製法(2):前記製法(1)において自己水分散性熱可塑性樹脂(P)として自己水分散性アクリル系樹脂(P1)を用いる代わりに自己水分散性ポリエステル系樹脂(P2)を用いるポリエステル系樹脂微粒子水性分散体の製法。
IPC (2件):
G03G9/087 ,  G03G9/08
FI (4件):
G03G9/08 381 ,  G03G9/08 311 ,  G03G9/08 325 ,  G03G9/08 331
Fターム (9件):
2H005AA01 ,  2H005AA12 ,  2H005AA13 ,  2H005AB03 ,  2H005AB07 ,  2H005CA04 ,  2H005CA08 ,  2H005EA03 ,  2H005EA06

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