特許

J-GLOBAL ID：200903005702216220

コンクリート製造用積層式ミキシングシステム

発明者： 福島 雄 ,  金澤 浩 ,  大谷 雄三 ,  野口 享 ,  宮下 正平
出願人/特許権者： 大平洋機工株式会社
代理人 (1件)： 青木 健二 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-084812
公開番号（公開出願番号）：特開平6-297447
出願日： 1993年04月12日
公開日（公表日）： 1994年10月25日
要約：

【要約】【目的】モルタル混練用のミキサ容量及びミキサ動力を小さくし、かつ高流動性、高耐久性、超高強度等の高品質コンクリートを効率よく短時間で製造する。【構成】積層式ミキサ1の上段モルタルミキサ2には、第1細骨材を計量する第1細骨材計量槽5が投入シュート6を介して接続されており、この第1細骨材計量槽5の排出ゲート7を開くことにより、所定量に計量された第1細骨材が上段モルタルミキサ2に投入される。また、下段コンクリートミキサ3には、第2細骨材を計量する第2細骨材計量槽21が投入シュート22を介して接続されており、この第2細骨材計量槽21の排出ゲート23を開くことにより、所定量に計量された第2細骨材が下段コンクリートミキサ3に投入される。このように、コンクリートに混入される細骨材が分割されて上段モルタルミキサ2と下段コンクリートミキサ3とに分割して投入される。

請求項（抜粋）：

モルタルを混練する上段モルタルミキサと、この上段モルタルミキサで作られたモルタルを投入してコンクリートを混練する下段コンクリートミキサとを上下に重ねて配設された積層式ミキサを備え、この積層式ミキサによりコンクリートを製造するコンクリート製造用積層式ミキシングシステムにおいて、セメント等の結合材を前記上段モルタルミキサに投入する結合材投入手段と、一次水を前記上段モルタルミキサに投入する一次水投入手段と、前記コンクリートに混入される砂等の細骨材の一部を前記上段モルタルミキサに投入するとともに前記細骨材の残部を前記下段コンクリートミキサに投入する細骨材分割投入手段と、砂利等の粗骨材を前記下段コンクリートミキサに投入する粗骨材投入手段と、二次水を前記下段コンクリートミキサに投入する二次水投入手段とを少なくとも備え、前記結合材と前記一次水と前記細骨材の一部とを前記上段モルタルミキサに投入して、この上段モルタルミキサによりモルタルの混練を行い、この混練されたモルタルと前記細骨材の残部と粗骨材と前記二次水とを前記下段コンクリートミキサに投入して、この下段コンクリートミキサによりコンクリートの混練を行うことを特徴とするコンクリート製造用積層式ミキシングシステム。