特許
J-GLOBAL ID:200903005704247025

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063068
公開番号(公開出願番号):特開平10-252511
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】吸気及び排気バルブを任意の時期に開閉可能なバルブ駆動機構を備えた内燃機関において、機関始動時の未燃燃料の排出を抑制する。【解決手段】バルブ駆動機構20A ,20B は、エンジン1の吸気バルブ11及び排気バルブ12を開閉駆動させる。ECU50は、バルブ駆動機構20A ,20B の動作を制御して吸気及び排気バルブ11,12の開閉時期を可変に調整する。かかる場合において、ECU50は、エンジン1の筒内で燃料が完全燃焼しているか否かを判定し、不完全燃焼している旨が判定されれば、吸気及び排気バルブ11,12の開動作を一定期間内で休止させ、完全燃焼の確認後に通常通りの吸気及び排気バルブ11,12の開動作を許容する。このとき、不完全燃焼時には、圧縮及び膨張行程が重複して実施されると共に、燃料の点火がその都度実施される。つまり、通常の4サイクル運転に代えて、「吸気+圧縮+膨張+再圧縮+再膨張+排気」の6サイクル運転が実施される。
請求項(抜粋):
吸気バルブ及び排気バルブを任意の時期に開閉可能なバルブ駆動機構を備える内燃機関に適用され、特に機関始動時の燃焼状態を制御する制御装置であって、前記バルブ駆動機構に制御指令を与えて、前記吸気バルブ及び排気バルブの開閉動作を制御するバルブ動作制御手段と、前記内燃機関の筒内で燃料が完全燃焼しているか否かを判定する完全燃焼判定手段と、前記完全燃焼判定手段により不完全燃焼している旨が判定された場合、少なくとも前記バルブ動作制御手段による排気バルブの開動作を一定期間内で休止させ、完全燃焼の確認後に通常の排気バルブの開動作を許容するバルブ操作手段とを備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 13/00 302 ,  F02D 13/06 ,  F02D 41/06 320 ,  F02N 11/08
FI (5件):
F02D 13/02 H ,  F01L 13/00 302 F ,  F02D 13/06 Z ,  F02D 41/06 320 ,  F02N 11/08 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-066776
  • 特開昭61-065036

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