特許
J-GLOBAL ID:200903005706692859

通信ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊池 新一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312722
公開番号(公開出願番号):特開平8-148040
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 100Mbps程度の高速データ通信、高周波通信に対応しつつ、各ユニットに特にシールドを施すことなく漏話特性を向上する。【構成】 通信ケーブル10は、6つのユニット12A乃至12Fを集合撚りして形成される。各ユニット12A乃至12Fは、2心の絶縁電線16を撚り合わせて成る4つの対14A乃至14Dを隣り合う対14が異なる撚りピッチとなるように撚り合わせて形成される。複数の対14の撚りピッチは、?@同一のユニット内、?A隣り合うユニット間、?B1つおきのユニット間で、対の撚りピッチの組み合わせが所定の関係となる領域から選択されて設定されている。かつ、隣り合うユニット12のうち任意に選択された対14は相互に異なる撚りピッチで撚り合わされている。
請求項(抜粋):
複数の対を隣り合う対が異なる撚りピッチとなるように撚り合わせて成る複数のユニットを隣り合うユニットが異なる撚りピッチとなるように集合撚りして形成されている通信ケーブルにおいて、前記複数のユニットのうち任意に選択された隣り合う2つのユニットU<SB>i</SB> 、U<SB>j</SB> のうち、一方のユニットU<SB>i</SB> を構成する複数の対のうち任意に選択された対T<SB>i</SB> の撚りピッチP<SB>i</SB> と、他方のユニットU<SB>j</SB> を構成する複数の対のうち任意に選択された対T<SB>j</SB> の撚りピッチP<SB>j</SB> とが異なり、かつ、前記複数の対は、下記の条件(1)乃至条件(3)を同時に満足する領域から対の撚りピッチが選択されて撚り合わされていることを特徴とする通信ケーブル。但し、条件(1)及び条件(2)において、dは、前記複数の対を構成する絶縁電線の外径である。条件(1) 通信ケーブルを構成する全ての対Tの撚りピッチPは、次の数式(1)の範囲内から選択される。数式(1) 8.2≦P/d≦30条件(2) 複数のユニットのうち任意に選択された1つのユニットU<SB>i</SB> を構成する複数の対T<SB>i</SB> のうち、任意に選択された2つの対T<SB>i1</SB>、T<SB>i2</SB>の撚りピッチP<SB>i1</SB>、P<SB>i2</SB>が、次の数式(2)又は数式(2) ́に示す関係を満足する。数式(2) P<SB>i1</SB>>P<SB>i2</SB>の時は、P<SB>i2</SB>/d≦(1.5+0.81P<SB>i1</SB>)/d数式(2)′P<SB>i1</SB><P<SB>i2</SB>の時は、P<SB>i2</SB>/d≧(-1.67+1.23P<SB>i1</SB>)/d条件(3) 複数のユニットのうち任意に選択された隣り合う2つのユニットU<SB>i</SB> 、U<SB>j</SB> のうち、一方のユニットU<SB>i</SB> を構成する複数の対のうち任意に選択された対T<SB>i</SB> の撚りピッチP<SB>i</SB> と、他方のユニットU<SB>j</SB>を構成する複数の対のうち任意に選択された対T<SB>j</SB> の撚りピッチP<SB>j</SB> が、対T<SB>i</SB> の撚りピッチP<SB>i</SB> の最大値をP<SB>i(max)</SB>、最小値をP<SB>i(</SB><SB>min)</SB>とし、対T<SB>j</SB> の撚りピッチP<SB>j</SB> の最小値をP<SB>j(min)</SB>とした場合に、次の数式(3)又は数式(3)′に示す関係を満足する。数式(3) P<SB>i(max)</SB><P<SB>j(min)</SB>の時は、P<SB>i(max)</SB>/P<SB>j(min)</SB>≦0.85数式(3)′P<SB>i(min)</SB>>P<SB>j(min)</SB>の時は、P<SB>i(min)</SB>/P<SB>j(min)</SB>≧1.04で、かつ、P<SB>j(min)</SB>以外の他のP<SB>j</SB> は、P<SB>i(max)</SB>/P<SB>j</SB> ≦0.85
IPC (3件):
H01B 11/00 ,  H01B 11/02 ,  H01B 11/04

前のページに戻る