特許
J-GLOBAL ID:200903005712631675

エアゾール製品の噴射機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鮫島 武信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092523
公開番号(公開出願番号):特開平11-268784
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】被噴射液の噴霧をより細かい良好なものとし、被噴射液を完全に噴射できること。【解決手段】内部に被噴射液と噴射用気化ガス剤とが収納された収納容器1に、噴射孔7を有する被操作部材2を取り付け、被操作部材2を押圧することにより被噴射液が噴霧される。被操作部材2内には摺動部材5を設け、被噴射液の流通路には貯留室44、45及び貯溜部76を設ける。これらの貯留室内の内圧が所定圧に上がると、摺動部材5が作動し、流通路が閉鎖され、他方貯留室内の内圧が下がると、流通路が開かれて内圧が上昇する。これにより被噴射液が所定内圧に上がるまで一時貯留室内に貯留され、その後噴射孔7に送られ、常に一定圧で噴射される。更に収納容器1のノズル11が備えられたノズルハウジング13に小孔18を設け、被噴射液に気化ガスを混入させることにより、噴霧される霧の状態を極めて細かい良好なものに出来る。
請求項(抜粋):
内部に少なくとも被噴射液と噴射用気化ガス剤とが収納される収納容器(1) にはノズル(11)が設けられ、このノズル(11)に噴射孔(7) を有する被操作部材(2) を取り付け、この被操作部材(2) を操作してノズル(11)を押圧することにより被噴射液等が噴射されうる噴射機構であって、被操作部材(2) における被噴射液等の導通路に少なくとも1つの貯溜室(44)を設け、この貯溜室(44)の内部に一時的に被噴射液等を貯溜させることができ、この貯溜室(44)の内圧を調節し得るレギュレーター機構部を設けることにより、噴射孔(7) からの被噴射液等の噴射状態をほぼ一定に維持することができるエアゾール製品の噴射機構において、ノズル(11)を備えるノズルハウジング(13)の壁面等の被噴射液の導通路の壁面に直径0.25ミリメートル以下の小孔(18)を設け、この小孔(18)を通過して噴射用気化ガスが噴射される被噴射液に混入しうることを特徴とするエアゾール製品の噴射機構。
IPC (5件):
B65D 83/16 ,  B65D 83/28 ,  B65D 83/42 ,  B65D 83/58 ,  B05B 9/04
FI (2件):
B65D 83/14 D ,  B05B 9/04

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