特許
J-GLOBAL ID:200903005714002349

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-282582
公開番号(公開出願番号):特開平7-133808
出願日: 1993年11月11日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 制御装置等の故障時の安全性を確保することができ、この故障時にも油圧ポンプを最大傾転にすることができる建設機械の油圧駆動装置の提供。【構成】 旋回モータ2の所定の制御のための演算をおこなう制御装置5と、制御装置5からの信号に応じて、油圧ポンプ3の傾転角を制御する傾転アクチュエータ3aを駆動するとともに、制御装置5の故障時には最小傾転に保つ傾転指令装置4と、この傾転指令装置4の指令圧を傾転アクチュエータ3aに伝える第1のパイロット操作回路3bとを備えるとともに、第1のパイロット操作回路3bに、傾転アクチュエータ3aと傾転指令装置4とを連通させる第1の切換位置と、傾転アクチュエータ3aと傾転指令装置4との間を遮断し、油圧ポンプ3の傾転角を増加させる制御圧力を導くバイパス回路11と傾転アクチュエータ3aとを連絡させる第2の切換位置とを有する切換装置13を設けた構成にしてある。
請求項(抜粋):
原動機と、この原動機によって駆動する可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動する特定アクチュエータを含む複数のアクチュエータと、上記特定アクチュエータの所定の制御のための所定の演算をおこない、演算結果に相当する駆動信号を出力する制御装置と、上記可変容量油圧ポンプの傾転角を制御する傾転アクチュエータと、上記制御装置から出力される駆動信号に応じて作動し、上記傾転アクチュエータを駆動する指令圧を発生させるとともに、中立時には上記可変容量油圧ポンプの傾転角が最小傾転角となるように上記傾転アクチュエータを制御する傾転指令装置と、この傾転指令装置で発生させた指令圧を上記傾転アクチュエータに伝える第1のパイロット操作回路とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、上記第1のパイロット操作回路に第1の切換位置と第2の切換位置を有する切換装置を設け、この切換装置の上記第1の切換位置は、上記傾転指令装置と上記傾転アクチュエータとを連通させる切換位置であり、上記第2の切換位置は、上記傾転指令装置と上記傾転アクチュエータとの間を遮断するとともに、上記可変容量油圧ポンプの傾転角を増加させる制御圧力を導く第2のパイロット操作回路と上記傾転アクチュエータとを連絡させる切換位置であることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
IPC (4件):
F15B 20/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/16 ,  B66C 23/86
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平4-094480
  • 特開平2-013600
  • 特開平2-186105
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審査官引用 (5件)
  • 特開平4-094480
  • 特開平2-013600
  • 特開平2-186105
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