特許
J-GLOBAL ID:200903005716657318

バニシングツール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-357658
公開番号(公開出願番号):特開2003-159648
出願日: 2001年11月22日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】【課題】 ツール径の調整を行う際に、一つひとつツールを分解する必要が無く、かつ、ツール径を容易に調整することができるバニシングツールを提供する。【解決手段】 ローラ5を回転自在に且つ径方向に出没自在に保持する筒状のリテーナ6に、ローラ5を出没させる多角形のマンドレル3を回転自在に設け、リテーナ6を加工穴に挿入しながらマンドレル3の回転によるローラ5の飛び出しにより、加工穴内面を叩き(ピーニング)ながら転圧するようにしたバニシングツール1であって、ローラ5の軸方向の位置を移動することにより、ローラ5の飛び出し量を変えて、ツール径φDを調整するためのツール径調整機構を設け、ツール径調整機構のハウジング7を回動させてツール径φDを拡径または縮径させることを特徴とするバニシングツールである。
請求項(抜粋):
ローラを回転自在に且つ径方向に出没自在に保持する筒状のリテーナ内に、前記ローラを出没させるテーパ面を有し多角形のマンドレルを回転自在に設け、さらに、前記リテーナに対する前記マンドレルの軸方向の相対位置を変えて前記ローラの飛び出し量を調節するツール径調整機構を設けて、前記リテーナを加工穴に挿入しながら前記マンドレルの回転によるローラの飛び出しにより、前記加工穴内面にピーニング加工とバニシング加工とを施すように構成されたバニシングツールであって、前記ツール径調整機構は、マンドレルの外周面に進退自在に螺合され、前記リテーナを軸方向に進退させて前記ローラによるツール径を拡縮するハウジングと、前記マンドレルを固定系として前記リテーナの先端部に隣接して設けられたスリーブに弾発力を常時付勢して前記リテーナをツール径拡大位置に移動させるための弾発手段と、前記マンドレルの外周面に嵌合され前記ハウジングの後退位置を規定するためのアジャストリングと、前記アジャストリングと前記ハウジングとの対峙面に設けられ互いの係合によりハウジングの回転を規制する回動規制手段と、を備えたことを特徴とするバニシングツール。
Fターム (3件):
3C058AA09 ,  3C058AB08 ,  3C058CB07

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