特許
J-GLOBAL ID:200903005719096260

ロータリー圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-046584
公開番号(公開出願番号):特開平5-248379
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 高速回転領域でのローラ5の公転速度を遅く、低圧回転領域での公転速度を早くし、圧縮室7から吐出する高圧流体の流速を低下させて過圧縮を低減し、圧縮効率を改善すると共に、動力変動を少なくし、振動等を抑制する。【構成】 ローラ5の外周部筒面52にブレード8を一体的に突設し、その突出先端側を、シリンダ室1の外方に設ける支持穴15に回転自由に支持する揺動体9の受入溝91に進退自由に係合させて、ローラ5を、クランク軸3に共回りしない非自転式にすると共に、クランク軸3の軸心Oをシリンダ室1の中心Sに対し、圧縮室7が吸入室6よりも小さくなる高圧回転領域に偏心させる一方、ローラ5の内周部嵌合穴51の中心Xを外周部筒面52の中心Yに対し、このローラ5の公転に伴い外周部筒面52がシリンダ室1の内周面に連続的に近接する関係に偏心させた。
請求項(抜粋):
シリンダ室1をもつシリンダ2と、クランク軸3の偏心ピン部4に嵌合し、前記シリンダ室1の内部に公転するローラ5と、前記シリンダ室1の内部を吸入室6と圧縮室7とに区画するブレード8とを備えたロータリー圧縮機において、前記ローラ5をクランク軸3に共回りしない非自転式に構成すると共に、前記クランク軸3の軸心Oを前記シリンダ室1の中心Sに対し、前記圧縮室7が吸入室6よりも小さくなる高圧回転領域に偏心させる一方、前記ローラ5の内周部嵌合穴51を外周部筒面52に対し、このローラ5の公転に伴い前記外周部筒面52が前記シリンダ室1の内周面に連続的に近接する関係に偏心させていることを特徴とするロータリー圧縮機。

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