特許
J-GLOBAL ID:200903005719427712

工具ヘッド、特に面削りヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501084
公開番号(公開出願番号):特表平9-502394
出願日: 1994年07月12日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】本発明は、機械主軸に固定可能な本体(10)と、この本体(10)上で主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能でありかつ工具を固定するための締め付け機構(26)を備えた工具保持固定具(24)を有する作業スライダ(14)と、作業スライダ(14)のための調節機構を備えた面削りヘッドに関する。この調節機構機は、中空に形成された機械主軸(44)の中央を通って本体(10)に係合する軸方向に摺動可能な調節棒(18)と、この調節棒の軸方向運動を作業スライダ(14)の横方向運動に変換する伝動手段(20)を備えている。調節要素(18)とスライダ(14)の間の所望の力作用、ひいては所望な滑り状態および高い調節精度を保証するために、本発明では、調節棒(18)がそのスライダ側の端部に、互いに直径方向に対向し、軸線平行に向き、本体(10)内で軸方向に案内されている2本の偏心的な伝動棒(20)を支持し、この伝動棒がほぼ半径方向に本体内部の方へ向いた傾斜した歯(54)を備え、この歯が作業スライダ(14)の半径方向外側へ向いた補完的な傾斜した歯(56)に係合している。
請求項(抜粋):
工作機械の機械主軸(44)に固定可能な本体(10)と、この本体(10)上で主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能でありかつ切削工具または工具ホルダ(28)を固定するための締め付け機構(26)を備えた少なくとも1個の工具保持固定具(24)を有する少なくとも1個の作業スライダ(14)と、機械側から操作可能な調節機構とを具備し、この調節機構が中空に形成された機械主軸(44)の中央を通って本体(10)に係合する軸方向に摺動可能な調節棒(18)と、この調節棒(18)の軸方向運動を作業スライダ(14)の横方向運動に変換する伝動手段(20,54〜60)を備えている工具ヘッド、特に面削りヘッドまたは中ぐりヘッドにおいて、調節棒(18)がそのスライダ側の端部に、互いに直径方向に対向し、軸線平行に向き、本体(10)内で軸方向に案内されている2本の偏心的な伝動棒(20)を支持し、この伝動棒がほぼ半径方向に本体内部の方へ向いた傾斜した歯(54)を備え、この歯が少なくとも1個の作業スライダ(14)の半径方向外側へ向いた補完的な傾斜した歯(56)に係合していることを特徴とする工具ヘッド。

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