特許
J-GLOBAL ID:200903005724163022
広幅厚肉H形鋼の粗形鋼片圧延方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-232811
公開番号(公開出願番号):特開平8-090001
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 連鋳製スラブを素材としたフランジ幅が広くて肉厚の厚いH形鋼の圧延方法を提供する。【構成】 フランジ内面傾斜θがドッグボーンの傾きと同程度に大きくした孔型圧延でフランジ脚長を出し、4箇所のフランジを整える第1の工程、ウエブ高さ方向を複数回圧下してフランジ内面傾斜を起こしつつ幅出しを行う第2の工程、その材料を成形してフランジ広幅H形鋼用としての粗形断面形状に孔型圧延する第3の工程、前記第2の工程と同じくウエブ高さ方向の圧下による内面傾斜起こしと幅出しを行う第4の工程およびフランジ脚長減少圧延を行ってフランジ先端部厚が付け根厚に近づくよう増厚させる孔型成形圧延を行う第5の工程とからなる。
請求項(抜粋):
連鋳製スラブの端部を幅出ししてドッグボーン形状とした後、粗圧延によってH形粗形断面にサイジングし、ユニバーサル圧延機によって所定のウエブ厚、フランジ厚および幅の広幅厚肉H形鋼に成形圧延する際の粗形圧延工程において、まずフランジ内面傾斜θがドッグボーンの傾きと同程度に大きくした孔型圧延でフランジ脚長を出し、4箇所のフランジを整える第1の工程、次にウエブ高さ方向を複数回圧下してフランジ内面傾斜を起こしつつ幅出しを行う第2の工程、その材料を成形してフランジ広幅H形鋼用としての粗形断面形状に孔型圧延する第3の工程、さらに前記第2の工程と同じくウエブ高さ方向の圧下による内面傾斜起こしと幅出しを行う第4の工程を経て、その後、フランジ脚長減少圧延を行ってフランジ先端部厚が付け根厚に近づくよう増厚させる孔型成形圧延を行う第5の工程、からなることを特徴とする広幅厚肉H形鋼の粗形鋼片圧延方法。
前のページに戻る