特許
J-GLOBAL ID:200903005725636242

油圧ポンプ・モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305118
公開番号(公開出願番号):特開平8-159012
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 騒音の低減効果が高く、小型化に好適な油圧ポンプ・モータを提供する。【構成】 複数本のシリンダ12を有するロータ15の内部に高圧流体を蓄圧する空洞部13を設け、該ロータ15に各シリンダ12と空洞部13とを連通する連通部16を設けると共に、弁板6の吐出ポート10の外周縁に形成した切欠き10bと間欠的に連通する小穴18を設け、ピストン20が下死点に達して閉じ込み状態に入る位置で、空洞部13の高圧流体を連通部16からシリンダ12内に供給し、その際、閉じ込み状態にあるピストン20に先行する部分において、予圧用に放出された高圧流体を切欠き10bから小穴18を介して空洞部13に補充するようにした。【効果】 空洞部の高圧流体を利用して閉じ込み状態のピストンに予圧を付与できる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に設けられ、複数のシリンダが形成されたロータと、該ロータに係合する回転軸と、前記シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、前記ロータと摺動可能に対向する弁板とを備えた油圧ポンプ・モータにおいて、前記ロータの内部に高圧流体を蓄圧する空洞部を設けると共に、該ロータの前記弁板との摺動面に前記空洞部に通じる複数の小穴を設け、前記弁板に前記小穴と吐出ポートとを間欠的に連通する切欠きを設け、前記ピストンが吸入ポートから下死点に達する閉じ込み部の近傍位置に、前記空洞部と前記各シリンダとを連通する連通部を設けたことを特徴とする油圧ポンプ・モータ。

前のページに戻る