特許
J-GLOBAL ID:200903005727080900

液圧駆動スピ-カ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048677
公開番号(公開出願番号):特開平5-252593
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 過大振幅入力時におけるピストンロッドのシリンダーエンドへの衝突を回避し、再生可能な周波数帯域の上限を伸ばしまた入出力の直線性を向上させることを可能とする。【構成】 制御系中にストローク制限回路56を設け、位置センサ25で検出される位置信号から判断して、振動板23を加振するロッド5のピストンヘッド6がシリンダエンドに衝突しない限界値を越えたとき、コンパレータ制御系中に挿入した遮断スイッチを作動させてロッド5の動きを緊急停止させる。また、制御系中に線形化補償回路45,位相補償回路55を設け、サーボ弁17の圧力流量特性の非線形性及び位相遅れを補償し、歪みなしにほぼゼロから100Hz以上まで忠実に再現させる。
請求項(抜粋):
振動板を先端に取り付けたピストンロッドのピストンヘッドを液圧シリンダ内に往復動自在に収納し、該ピストンヘッドで前後2室に分割された各シリンダ室へサ-ボ弁を介して液圧を供給制御しかつ上記ピストンロッドの変位及び加速度に基いてサ-ボ弁をフィ-ドバック制御する制御系を設けた液圧駆動スピーカにおいて、上記ピストンヘッドの液圧シリンダにおける絶対位置を検出する位置センサを設けると共に、上記制御系中にストローク制限回路を設け、該ストローク制限回路は、上記制御系中に挿入した遮断スイッチと、上記位置センサからの位置信号を受けてピストンヘッドがシリンダエンドに衝突しない限界値を越えたか否かを判断し、該限界値を越えたとき上記遮断スイッチを作動させるコンパレータとで構成したことを特徴とする液圧駆動スピ-カ。

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