特許
J-GLOBAL ID:200903005735093778

ドリリングねじ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成島 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-152284
公開番号(公開出願番号):特開平5-071522
出願日: 1991年05月29日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 ドリリングねじの頭部の形状を改善して、穿孔時の挿入性能と着座時の締結性能および被締結部材に対する締結完了後の仕上げ処理の向上を図った。【構成】 頭部6は、ドライバー工具が係合される係合溝を備えた上面9が球状凹面で、外周が湾曲凹面をした逆円錐台形状の第1座面12を形成した上方の大径部分13と、その下方へ同心状に一体接合されて外周が湾曲凹面をした逆円錐台形状の第2座面14を形成した小径部分15とで構成され、この2段状の湾曲凹面による座面の接合部分には環状突縁部16が形成されている。また、上記球状凹面に形成された頭部6の上面9には、十字穴による係合溝10の開口縁部を円錐状に切り欠いた面取り部17が設けられている。更に、上記第2座面14の湾曲凹面に沿って縦長に延在された複数の座ぐり用突条21が配設されている。
請求項(抜粋):
ねじ軸部の先端側にとがり先又はきり先のドリル部を備え、該ねじ軸部の後端側に設けられた頭部は外周を湾曲凹面にした逆円錐台形状の座面に形成されると共に、当該頭部の上面にはドライバー工具が装着される十字穴等の係合溝が形成され、上記係合溝の開口縁部を含む頭部上面が球状凹面に形成されると共に、上記頭部は上面の外周縁部からねじ軸部に至る途中までの間に形成された大径部分と、この大径部分の下方へ同心状に一体接合されて上記ねじ軸部に至るまでの間に形成された小径部分とで構成され、上記小径部分の外周は上記大径部分に近い終端側の曲率が大きくて上記ねじ軸部に近い始端側は緩やかな曲率で次第に縮径されるようにした湾曲凹面による第2座面を形成し、上記大径部分は上記第2座面の終端側とほぼ等しい曲率で当該第2座面の終端へ次第に縮径されるようにした湾曲凹面による第1座面を形成して2段状の湾曲凹面による座面が形成され、当該第1座面と第2座面との接合部分には環状突縁部が形成されていることを特徴としたドリリングねじ。
IPC (2件):
F16B 25/10 ,  F16B 25/00

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