特許
J-GLOBAL ID:200903005736274555

建築材料の吸音率の測定方法および測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134854
公開番号(公開出願番号):特開平6-026918
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 測定の準備作業が容易で設備の無駄が省け、試料の上端縁での音波の回折等をなくして、正確な吸音率を求める。【構成】 残響室31に所定形状,寸法の建築材料からなる試料を置き、残響室31内のスピーカ36から発した音を、残響室内の複数箇所に設けたマイクロホン39で受け、受けた音の残響時間から試料の吸音率を求める。残響室31の試料45が置かれる床34に所定形状,寸法の開口1aをなすようにピット1を設ける。ピット1の底部にシリンダ8で開閉される一対の脚3,4を設ける。上面11cに試料45を直接または間接に載置すべく、所定形状,寸法をなして残響室31の床34と同一材料で同一厚さに蓋板11を形成し、この蓋板を上記脚3,4によりピット1内で昇降させる。
請求項(抜粋):
残響室に所定形状,寸法の建築材料からなる試料を置き、残響室内の音源から発した音を、残響室内の複数箇所に設けた受音器で受け、受けた音の残響時間から上記試料の吸音率を求める建築材料の吸音率の測定方法において、上記残響室の試料が置かれる床に上記所定形状,寸法の開口を有するピットを設けるとともに、このピットを残響室の床と同一材料の蓋板により蓋板上面が床面と一致するように覆って残響時間を測定する一方、上記蓋板の上方に試料を試料上面が床面と一致するように位置させて残響時間を測定し、測定した2つの残響時間から所定の数式により吸音率を算出することを特徴とする建築材料の吸音率の測定方法。
IPC (3件):
G01H 15/00 ,  G01H 17/00 ,  G01N 29/20

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