特許

J-GLOBAL ID：200903005741192079

印字装置における記録媒体の定着時間制御方法

発明者： 武藤 浩二
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-154339
公開番号（公開出願番号）：特開平9-001786
出願日： 1995年06月21日
公開日（公表日）： 1997年01月07日
要約：

【要約】【目的】 タイマを用いて印字終了後から次の印字動作開始までの時間を制御することにより、記録媒体の定着装置を必要としない定着方法を用いて、未定着の記録媒体による印刷物の汚れを防止し、明瞭な印字結果を得ることができる印字装置における記録媒体の定着時間制御方法を提供することを目的とする。【構成】 記録用紙の給紙を行なった後、印字を開始する前に、前回の排紙動作完了時点からタイマによりカウントしている経過時間を参照し、設定されている記録媒体の定着時間が経過しているか判断する。このとき、時間が経過していなければ、印字動作の開始を待機する。そうすることにより、印字面の記録媒体が未定着のまま排紙用トレイ上で重ねられることを防止し、きれいな印刷結果が得られる。

請求項（抜粋）：

記録用紙を搬送手段により搬送しながら印字手段で印字を行い、印字が終了した印刷物を排紙用トレイに重ねて回収するようにした印字装置における記録媒体の定着時間制御方法であって、排紙動作終了後から記録媒体が記録用紙に定着するまでの間、次の印字動作を開始しないようにタイマを含む制御手段で制御することを特徴とする印字装置における記録媒体の定着時間制御方法。