特許
J-GLOBAL ID:200903005746821317

円筒形非水電解質電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-197922
公開番号(公開出願番号):特開平11-354084
出願日: 1998年06月08日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、縮径による電池製造方法の改善に関するものである。【構成】 本発明では、縮径する前において電極素子がその上下をシーム部と缶底で挟まれて固定され、電池缶内での上下の動きは出来ない状態とする。これによって引き続く縮径工程において、電池缶底部外径が部分的に縮径される時点でも、発電素子が電池缶開口部に向けて押しあげられることがないため、縮径工程が完了しても電池缶底と電極素子の間には空間を生じない。電池缶の縮径によって生じる電池缶の伸びは封口蓋と電極素子の間の適切な隙間確保に充当される。従って縮径による電池缶の伸びによって生じる無駄な空間がマイナス要因とならないため、縮径による電池製造方法の特長が最大限に生かされる
請求項(抜粋):
巻回構造の電極素子を有底筒状の電池缶に収納し、当該電池缶の開口部側に内方に膨出する環状のシーム部を形成した後、電池缶の外径を縮径して作成される円筒形電池の製造工程において、前記電池缶の外径を縮径する前においては、当該電池缶に収納された電極素子の電池缶開口部側に位置するセパレーター端と当該電池缶の外部底面との距離がSで、当該電池缶に収納された電極素子の電池缶開口部側に位置する電極端と当該電池缶の外部底面との距離がEである時、当該電池缶への前記シーム部の形成はシーム部の中心位置と当該電池缶の外部底面との距離がAとなる位置になされ、E<A≦Sの関係を成立せしめる事を特徴とする円筒形非水電解質電池の製造方法。
IPC (4件):
H01M 2/02 ,  H01M 6/16 ,  H01M 10/04 ,  H01M 10/40
FI (4件):
H01M 2/02 E ,  H01M 6/16 D ,  H01M 10/04 W ,  H01M 10/40 Z

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