特許
J-GLOBAL ID:200903005762157915

タイヤ圧調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-284011
公開番号(公開出願番号):特開平7-112604
出願日: 1993年10月18日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、従来の作業者によるタイヤの空気容量の判断をコンピュ-タにより自動化して、タイヤ圧調整を正確に行え、かつ省力化することができるタイヤ圧調整方法を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、タイヤ圧を目標圧に調整する方法において、試し充・排気による充・排気時間とタイヤ圧増減分との関係から充・排気勾配を求め、空気容量を基準に区分した複数種のタイヤの充・排気勾配のマスタ-デ-タと比較し、勾配の最も近似するマスタ-デ-タから目標圧まで充・排気に必要な時間値を求め、この時間値を計算式により補正して、実際のタイヤを目標圧にするための充・排気時間を求めた後、その時間分の充・排気を行って目標圧に到達させ、また1回で目標圧に到達しない場合は上記マスタ-デ-タの選択工程後の工程を1回又は複数回繰り返して目標圧に到達させることを特徴とした、タイヤ圧調整方法である。
請求項(抜粋):
タイヤ圧を目標圧に調整する方法において、実際のタイヤ圧と目標圧とを比較して排気あるいは充気の判断をした後に短時間の試し充気あるいは試し排気を行い、試し充気時間あるいは排気時間とタイヤ圧増減分との関係から充気勾配あるいは排気勾配を求め、予めマイクロコンピュ-タのメモリに作成しておいた空気容量を基準に区分した複数種のタイヤの充気勾配あるいは排気勾配のマスタ-デ-タと比較して、勾配の最も近似する種類のタイヤのマスタ-デ-タを選択し、試し充気あるいは排気後のタイヤ圧から目標圧まで充気あるいは排気に必要な時間値t1 をマスタ-デ-タより求め、この時間値t1 を下記式により補正して、実際のタイヤを目標圧にするための充気時間あるいは排気時間Tを求めた後、T=t1 ・(a/b)a:マスタ-デ-タの試し充気時間あるいは排気時間でのタイヤ圧の増減分b:試し充気あるいは排気による実際のタイヤ圧の増減分タイヤに前記T時間分の充気あるいは排気を行って目標圧に到達させ、また1回で目標圧に到達しない場合は、上記マスタ-デ-タの選択工程後の工程を1回又は複数回繰り返して目標圧に到達させることを特徴とした、タイヤ圧調整方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-169363
  • 特開平3-067711

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