特許
J-GLOBAL ID:200903005775518208

▲11C▼標識カルボキシル化合物の注射用製剤の自動合成装置および自動合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157101
公開番号(公開出願番号):特開平8-026975
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 11C標識二酸化炭素と各種グリニヤール試薬を原料とする11C標識カルボキシル化合物の注射用製剤の自動合成装置。【構成】 11C標識二酸化炭素、グリニヤール試薬、洗浄液の各供給手段を備えた反応容器1、酸性溶液供給手段を備えた反応容器2、脱泡容器および電動高圧六方弁、分取用高速液体クロマトグラフィー、生成物溶解用溶液の供給手段を備えた反応容器3、アルカリ性溶液と生理食塩水の供給手段を備えた反応容器4、パイロジェン吸着体カラムと滅菌フィルターを介して接続する11C標識カルボキシル化合物捕集容器、並びに各種液体試薬貯留容器と定量測定管および液面境界センサーと上記各貯留容器から各溶液を各反応容器に送るための、および11C標識二酸化炭素を反応容器1に送るための通路開閉用の電磁弁を備えたフローラインを備えた試薬、溶媒供給機構よりなる。
請求項(抜粋):
11C標識二酸化炭素、各種グリニヤール試薬、洗浄液の各供給手段を備えた反応容器1と、これに接続する酸性溶液供給手段を備える反応容器2と、これに接続する液体の自動注入を目的とする脱泡容器および電動高圧六方弁と、これに接続する分取用高速液体クロマトグラフィー装置と、これに接続する生成物を溶解するための溶液もしくはアルカリ性溶液の供給手段を備えた反応容器3と、これに接続するアルカリ性溶液と生理食塩水の供給手段を備えた反応容器4、およびこれに滅菌フィルターを介して接続する11C標識カルボキシル化合物捕集容器並びに、各種グリニヤール試薬、洗浄液、酸性水溶液、生成物を溶解することを目的とする溶液、アルカリ性溶液、生理食塩水等の各液体試薬貯留容器と該液体試薬貯留容器から各溶液を定量するための定量測定管および液面境界センサーと上記各液体試薬貯留容器から各溶液を各反応容器に送るための、および11C標識二酸化炭素を反応容器1に送るためのフローラインおよび各フローラインに介設した通路開閉用の電磁弁を備えた試薬、溶媒供給機構を備え、上記した全ての容器および装置に配置したセンサーおよび電磁弁等をコンピュータに接続して全容器および装置をコンピュータにより自動制御して作動させる構成とし、まず反応容器1にグリニヤール試薬、11C標識二酸化炭素を注入して反応容器1内でグリニヤール試薬に11C標識二酸化炭素が導入された反応生成物を含む溶液を生成させ、ついで該溶液を反応容器2に移送し反応容器1を洗浄して得た洗浄液と共に減圧濃縮し、得られた濃縮液を酸性溶液で分解し、11C標識カルボキシル化合物を含む溶液を得、該溶液を液体の自動注入装置によって分取用高速液体クロマトグラフィー装置のカラムに注入して分取用高速液体クロマトグラフィーに付し、該カラムから分取した11C標識カルボキシル化合物含有溶出液を反応容器3に分取後、減圧濃縮し、さらに濃縮液に生成物を溶解することを目的とする溶液を加え、得られた溶液を反応容器4に移送し、必要に応じアルカリ性溶液を注入してpHを合わせ、さらに目的の溶液量に合わせて生理食塩水を注入し、次に得られた11C標識カルボキシル化合物の生理食塩水溶液を滅菌フィルターを通して11C標識カルボキシル化合物注射用製剤を得ることを特徴とする11C標識カルボキシル化合物注射用製剤の自動合成装置。
IPC (7件):
A61K 9/08 ,  A61J 3/00 311 ,  A61K 49/00 ,  A61K 51/00 ,  C07C 51/15 ,  C07B 59/00 ,  C07M 5:00

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