特許
J-GLOBAL ID:200903005777177408

地震災害時に開閉できる建物開口部の枠ユニットの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-201720
公開番号(公開出願番号):特開平9-032424
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 地震等により建物躯体が変形しても、ドアを開閉できる枠ユニットの取付構造を提供する。【解決手段】 開閉自在なドア6A等を装備する枠ユニットを連結具3を介して建物躯体2の開口部に装着し、建物躯体2が変形した状態でもドア等を開くことができるように構成する。建物躯体2の室外または室内側の躯体表面にドア枠1Aを配設して、躯体表面とドア枠1Aとの間に連結隙間11を設け、ここに連結具3を配設している。連結具3は、建物躯体2に固定される躯体片4と、ドア枠1Aに固定される枠片5とからなる。躯体片4と枠片5は、固定部と、連結部とを有する。躯体片4の連結部8は、開口部の外側に開口する係止溝14を有し、枠片5の連結部10は、この係止溝14に摺動自在に挿入される挿入部15を有する。枠ユニットには、ドア枠1Aの他、窓枠1B、シャッター枠1Cも使用できる。
請求項(抜粋):
開閉自在なドア(6A)を装備する枠ユニットが連結具(3)を介して建物躯体(2)の開口部に装着されており、建物躯体(2)が変形した状態でドア(6A)が開かれるように構成されており、下記の全ての構成を有することを特徴とする地震災害時に開閉できる建物開口部の枠ユニットの取付構造。(a) 建物躯体(2)の室外側、あるいは室内側の躯体表面にドア枠(1A)が配設されて、躯体表面とドア枠(1A)との間に連結隙間(11)が設けられている。(b) 前記の連結隙間(11)に、ドア枠(1A)を建物躯体(2)に装着する連結具(3)が配設されている。(c) 連結具(3)は、建物躯体(2)に固定される躯体片(4)と、ドア枠(1A)に固定される枠片(5)とからなる。(d) 躯体片(4)は、建物躯体(2)に固定される固定部(7)と、枠片(5)に連結される連結部(8)とを有する。(e) 枠片(5)は、ドア枠(1A)に固定される固定部(9)と、躯体片(4)に連結される連結部(10)とを有する。(f) 躯体片(4)と枠片(5)の連結部(8)、(10)は、下記の?@、?Aの何れかの構成を有する。?@ 躯体片(4)の連結部(8)が、開口部の外側に開口する係止溝(14)を有し、枠片(5)の連結部(10)は、この係止溝(14)に摺動自在に挿入される挿入部(15)を有する。?A 枠片(5)の連結部(10)が、開口部の内側に開口する係止溝(14)を有し、躯体片(4)の連結部(8)は、この係止溝(14)に摺動自在に挿入される挿入部(15)を有する。(g) 前記の連結隙間(11)は、連結部の両側を目地材(12)で閉塞している。
IPC (3件):
E06B 1/56 ,  E06B 1/60 ,  E06B 5/00
FI (3件):
E06B 1/56 B ,  E06B 1/60 ,  E06B 5/00 E

前のページに戻る