特許
J-GLOBAL ID:200903005781549581

固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060234
公開番号(公開出願番号):特開平6-276443
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 受光したときに背景光成分を除去して特定対象からの光成分を抽出することができる固体撮像装置を提供する。【構成】 背景のみを受光したときの背景光成分を所定レベルに達するまでの時間として計数すると共に、容量素子に電荷として保持しておき、次に、その計数時間と等しい時間において、該背景中の特定対象からの光を新たに受光し、容量素子に保持されている電荷と新たに得られる電荷とを電荷結合させることにより、背景光成分を除去して、特定対象からの光成分のみを抽出する構成とした。
請求項(抜粋):
光電変換機能を有する感光部と、該感光部に発生した信号を第1のリセット信号の制御により入出力接点間に接続された第1の容量素子に積分又は非積分する第1の積分回路と、第2のリセット信号の制御により入出力接点間に接続された第3の容量素子に積分又は非積分する第2の積分回路と、第1の積分器の出力接点と第2の積分器の入力接点の間に直列に接続されたスイッチ素子と第2の容量素子と、アップカウントとダウンカウントの機能を有するカウンタ回路を備え、背景光を受光するときには、上記第1のリセット信号の制御により第1の積分に積分動作を行わせ、且つ上記第2のリセット信号により第2の積分器を非積分状態にし、更に、上記スイッチ素子をオン状態に設定して感光部に背景光を入射させて、第1の積分器の出力電圧が所定電圧に達するときまでの電荷を第1,第2の容量素子に蓄積させると共に、カウンタ回路に経過時間をアップカウント動作させ、次に、背景中の特定部分からの光を受光するときには、上記第1のリセット信号の制御により第1の積分器に積分動作を行わせ、且つ上記第2のリセット信号により第2の積分器を積分状態にし、更に、上記スイッチ素子をオン状態に設定して感光部に背景光を入射させて、上記カウンタ回路に上記経過時間の計数値からダウント動作させて計数値が零となる時点で、上記スイッチ素子をオフ、第2の積分器を非積分状態にして、第2の積分器の出力信号を特定部分からの光の成分として出力させるタイミング制御回路と、を具備することを特徴とする固体撮像装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-150285
  • 特開昭60-173281

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