特許
J-GLOBAL ID:200903005785180205

地盤改良方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 幸春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013260
公開番号(公開出願番号):特開平10-195860
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】砂質や粘稠質地盤等に対する無振動、無騒音式の圧密を介しての締固めによる地盤改良を提供する。【解決手段】削孔24内に可撓袋8' の内部にパッカ15を介し注入充填管13を挿入し、ミキサー兼ポンプ20により硬化材11を該注入充填管13内に送給し、注入充填孔9' を介し可撓袋8' 内に膨満状態に注入充填し、可撓袋8' をコンピュータ制御によりリサイクル裡に膨脹させ、周囲地盤1を圧密して締固めすることにより地盤改良を行い、その終了後は注入充填管13を引き抜き撤去し、逆止弁22で膨満状態の硬化材11の逆流噴出を防止し、経時的に圧密による締固めを維持する。【効果】無振動、無騒音裡に軟弱地盤が確実に行われ、注入充填した硬化材の逆流も防止され、公害防止にも役立ち作業環境を汚染せず、コスト的にも安くつき、後段における他の構築物の施工にも何ら影響はない。
請求項(抜粋):
軟弱地盤中に膨縮自在で水密性の可撓袋を硬化材の注入充填管に囲繞した改良体を削孔内に挿入し該注入充填管を介して硬化材を該可撓袋に注入充填して膨満状態にさせて可撓袋周囲の地盤を圧密させて締固めるようにする地盤改良方法において、上記可撓袋と注入充填管との間にパッカを介装させて該可撓袋をシール裡に削孔内に挿入させ、硬化材をサイクル裡に反復して可撓袋内に注入充填後、該注入充填管を該可撓袋から引き抜き撤去するプロセスにて可撓袋の上部ネック部に介装した逆止弁を閉塞させるようにすることを特徴とする地盤改良方法。

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