特許
J-GLOBAL ID:200903005785856535

工作機械用磁気軸受制御装置とその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-321735
公開番号(公開出願番号):特開2000-141104
出願日: 1998年11月12日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 加工していない時も、加工している時も、主軸を支える磁気軸受の制御系を安定にし、工作機主軸の性能を向上させること。【解決手段】NC装置の加工指令を受けて磁気軸受制御装置のフィルタ制御器20が補償動作をするときは、予め記録された負荷wと機械系の固有振動数との関係から、その加工指令に対応する固有振動数fiを求め、加工が開始されるとその固有振動数を前記フィルタの前記特定周波数に設定し、加工が終了すると元の設定に戻す。
請求項(抜粋):
回転子と、その回転子にトルクを与えるモータと、電磁石を含む固定子と、その固定子に対する前記回転子の位置を検出するセンサと、その固定子に電流を供給するアンプと、指令位置と前記センサで検出した前記固定子の位置の差からその差が小さくなるよう制御して前記アンプに指令を送る制御器と、その制御器の中または前後に設けられ、通過する信号から前記回転子を含む機械系の固有振動数成分を除去するよう特定周波数が設定されたフィルタと、その特定周波数を制御するフィルタ制御器とからなる工作機械用磁気軸受装置において、そのフィルタ制御器は、前記制御器の信号または前記センサの信号から前記機械系の固有振動数成分を演算するfi演算器と、前記モータの駆動トルクを検出するトルクセンサの信号、または前記固定子の電流から、前記回転子にかかる負荷wを検出するW演算器と、NC装置の加工指令を受けてデータを収集するときは、前記fi演算器が演算した固有振動数fijと前記W演算器が演算した負荷wとを受けてそれぞれメモリに記憶し、NC装置の制御指令を受けて前記特定周波数を求めるときは、前記NC装置の加工指令と前記メモリに記憶された情報から前記機械系の固有振動数に対応する周波数を演算する統制器と、その統制器の情報を受けて前記フィルタの前記特定周波数を設定する指令器と、からなることを特徴とする工作機械用磁気軸受装置。
IPC (5件):
B23B 19/02 ,  B23B 23/00 ,  F16C 32/04 ,  G05D 3/00 ,  G05D 3/12
FI (5件):
B23B 19/02 B ,  B23B 23/00 A ,  F16C 32/04 A ,  G05D 3/00 A ,  G05D 3/12 E
Fターム (25件):
3C045FD16 ,  3C045FD23 ,  3J102AA01 ,  3J102BA03 ,  3J102BA17 ,  3J102CA02 ,  3J102CA10 ,  3J102DA03 ,  3J102DA09 ,  3J102DB05 ,  3J102DB10 ,  3J102DB27 ,  3J102DB37 ,  3J102GA07 ,  5H303AA01 ,  5H303BB01 ,  5H303BB06 ,  5H303BB11 ,  5H303CC03 ,  5H303CC08 ,  5H303DD12 ,  5H303GG06 ,  5H303HH01 ,  5H303KK01 ,  5H303QQ03

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