特許
J-GLOBAL ID:200903005790824447

環状金属体誘導加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085470
公開番号(公開出願番号):特開平11-283736
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 環状金属体を設定温度に均一に加熱しメンテナンスの現場等で失敗することなく容易にシャフトに挿入出来る環状金属体誘導加熱装置を得る。【解決手段】 誘導加熱器の加熱コイル1上方に置かれたセラミックプレート8の上側に加熱板9を配置し、加熱板9の加熱コイル1の中心と対応する位置に下面より温度検出素子11を埋設し、加熱板9の端部には薄板で構成され伸縮構造を有する固定金具12が固着され、また加熱板9の上方にフタ19を介して補助加熱板21を配し、制御部2は温度検出素子11の出力を受けて加熱板9および補助加熱板21を設定温度になるよう出力を制御し、環状金属体13を加熱板9および補助加熱板21からの伝導熱および放射熱により所定温度に加熱する環状金属体誘導加熱装置。
請求項(抜粋):
加熱コイル(1)や、この加熱コイル(1)へ供給する高周波電流の制御および装置全体の制御等を行う制御部(2)や、各種入力操作手段や表示手段等からなる操作部(3)等を備えた誘導加熱器の加熱コイル(1)上方に置かれたセラミックプレート(8)の上側に磁性体金属板(以下加熱板と記す)(9)を配置し、この加熱板(9)の加熱コイル(1)の中心と対応する位置に下面より制御部(2)と接続された温度検出素子(11)を埋設し、加熱板(9)の端部には熱伝導率が小さく、熱抵抗の大きな薄板で構成され伸縮構造を有する固定金具(12)の一端が固着されるとともに、固定金具(12)の他端は外郭キャビネット(7)に固定され、また加熱板(9)上方に所定の間隔をおいて上下方向に可動自在な補助加熱板(21)を配置し、加熱板(9)の上面に被加熱体としての環状金属体(13)を載置し、前記制御部(2)は温度検出素子(11)の出力を受けて加熱板(9)および補助加熱板(21)を設定温度になるよう出力を制御し、環状金属体(13)を加熱板(9)および補助加熱板(21)からの伝導熱および放射熱により所定温度に加熱することを特徴とする環状金属体誘導加熱装置。
IPC (2件):
H05B 6/10 331 ,  H05B 6/06 393
FI (2件):
H05B 6/10 331 ,  H05B 6/06 393

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