特許
J-GLOBAL ID:200903005800740930

摩擦ローラ式変速機及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-165873
公開番号(公開出願番号):特開2001-349403
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 組立時に、動力の伝達面となる、第一〜第三の円筒面22、17、18を損傷しにくくする。【解決手段】 治具45によりウェッジローラ11を退避させつつ、このウェッジローラ11及び各ガイドローラ10aを、外輪15a内に挿入自在とする。この為に、構成各部の寸法を規制する。
請求項(抜粋):
円筒状の内周面を有する本体及びこの本体の開口端部を塞ぐ状態でこの本体に結合固定された蓋体から成るハウジングと、このハウジングのうちの蓋体に対し回転自在に支持された第一の回転軸と、この第一の回転軸の端部にこの第一の回転軸と同心に且つ回転力の伝達自在に結合され、外周面を第一の円筒面とした中心ローラと、内周面を第二の円筒面としてこの中心ローラの外周面と上記本体の内周面との間に、これら中心ローラ及び本体に対する相対回転を自在に設けた外輪と、この外輪と同心で一端部をこの外輪に回転力の伝達自在に結合すると共に上記ハウジングのうちの本体に対し回転自在に支持した第二の回転軸と、上記蓋体とこの蓋体と平行に設けられた連結板とにそれぞれの両端部を支持された状態で上記第一の円筒面と上記第二の円筒面との間の環状空間内に、上記中心ローラと平行に配置された3本以上の枢軸と、これら各枢軸により回転自在に支持され、それぞれの外周面を第三の円筒面とした3個以上の中間ローラとを備え、上記中心ローラの中心と上記外輪の中心とを偏心させる事により、上記環状空間の幅寸法を円周方向に関して不同にし、上記複数個の中間ローラのうちの少なくとも1個の中間ローラを、少なくとも上記環状空間の円周方向に変位自在に支持してウェッジローラとし、弾性材によりこのウェッジローラを、上記環状空間のうちで幅の狭い部分に弾性的に押圧すると共に、残りの中間ローラをガイドローラとする事により、上記中心ローラ及び外輪が所定方向に相対回転した場合に、上記ウェッジローラとなる少なくとも1個の中間ローラを、上記環状空間の幅の狭い部分に向け移動自在とした摩擦ローラ式変速機に於いて、上記連結板は上記蓋体に結合固定されており、この蓋体に上記連結板及び上記各中間ローラを組み付けた状態で上記ウェッジローラとなる中間ローラの外周面に、このウェッジローラとなる中間ローラを上記環状空間の幅の広い部分に対応する部分に向け押圧する為の治具の先端部を突き当て自在としており、この治具を上記ウェッジローラとなる中間ローラの外周面に突き当てた状態のまま、上記各中間ローラの軸方向両端部のうちで上記蓋体と反対側の端部を上記外輪の内側に進入させられる様に、各部の寸法を規制している事を特徴とする摩擦ローラ式変速機。
Fターム (8件):
3J051BA03 ,  3J051BB08 ,  3J051BD01 ,  3J051BE03 ,  3J051CA03 ,  3J051CB04 ,  3J051EA02 ,  3J051EB03

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