特許
J-GLOBAL ID:200903005800989083

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058176
公開番号(公開出願番号):特開平5-263910
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 クラッチツウクラッチのダウンシフトを、出力軸トルクの落ち込みやエンジンの噴き上りを生じさせることなく良好に実行する。【構成】 クラッチツウクラッチのダウンシフト指令が出された後、まず、ハイギヤクラッチの油圧を低下させ、変速後期が検出された段階でローギヤクラッチを徐々に増加させると共に、ハイギヤクラッチをも再度増加させる。その後メンバ回転の同期が検出された段階でローギヤクラッチを急速に係合させると共に、ハイギヤクラッチを徐々に解放させる。これにより、メンバが同期する頃のローギヤクラッチの係合負担を非常に軽い状態で維持でき、出力軸トルクの落ち込みを防止できると共に、エンジンの噴き上りも防止できるようになる。
請求項(抜粋):
ハイギヤクラッチの解放及びローギヤクラッチの係合によるクラッチツウクラッチのダウンシフトを実行する自動変速機の油圧制御装置において、前記ダウンシフトを実行すべき判断があったことを検出する手段と、前記ダウンシフトを実行すべき判断があったときに、前記ハイギヤクラッチの油圧を低下させる手段と、該ハイギヤクラッチの油圧低下による当該ダウンシフトの変速後期を検出する手段と、該変速後期の検出と共に、前記ハイギヤクラッチの油圧を再び徐々に高め、且つ、前記ローギヤクラッチの油圧を徐々に高める手段と、メンバ回転の同期を検出する手段と、該メンバ回転の同期検出と共に、前記ローギヤクラッチの油圧を急速に高め、且つ、ハイギヤクラッチの油圧を徐々に再低下させる手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/06 ,  F16H 61/08 ,  F16H 59:68

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