特許
J-GLOBAL ID:200903005806043971

ライニング管の分岐部シール方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-040723
公開番号(公開出願番号):特開平7-248092
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 流体導管と、その管内にライニングのために内挿された樹脂管との間は非接着状態であり、その非接着部分が分岐部で流体分岐路に露出することとなるが、従来は、その露出部分のシールを簡易に実現し得る手段がなかった。そこで、前記露出部分の簡易なシール手段を提供する。【構成】 分岐継手3に形成された雌ネジ部3fと螺合自在な雄ネジ部4mと、分岐孔2よりも大径で流体導管Pの内周面に密着接当自在な鍔部4aとを備えた鍔付き雄ネジ体4を、その雄ネジ体4の通過が自在で分岐孔2とは異なる位置の流体導管Pにおける開口部に配置し、前記鍔付き雄ネジ体4の雄ネジ部4mに索状体5の一端を係止し、前記索状体5の他端側部分を分岐孔2に通す。そして、前記索状体5を分岐孔2外から引っ張って前記鍔付き雄ネジ体4を分岐孔2に挿入した後、前記雌雄ネジ部3f,4mの螺合締結を実施することにより、前記露出部分のシールを簡易に行う。
請求項(抜粋):
流体導管(P)に樹脂管(1)をライニング状態に内挿したライニング管に分岐孔(2)を形成した後、その分岐孔(2)に分岐継手(3)を接続する際に、前記分岐孔(2)の形成箇所のシールを行うライニング管の分岐部シール方法であって、前記分岐継手(3)に形成された接続用雌ネジ部(3f)と螺合自在な雄ネジ部(4m)と、前記分岐孔(2)よりも大径で前記流体導管(P)の内周面に密着接当自在な鍔部(4a)とを備えた鍔付き雄ネジ体(4)を、その鍔付き雄ネジ体(4)の通過が自在で前記分岐孔(2)とは異なる位置の前記流体導管(P)における開口部に配置し、且つ、前記鍔付き雄ネジ体(4)の雄ネジ部(4m)に索状体(5)の一端を係止し、且つ、前記索状体(5)の他端側部分を前記分岐孔(2)に通した上で、前記索状体(5)を前記分岐孔(2)の外から引っ張って前記鍔付き雄ネジ体(4)を前記分岐孔(2)に挿入した後、前記雌雄ネジ部(3f),(4m)の螺合締結を実施して前記シールを行うライニング管の分岐部シール方法。
IPC (2件):
F16L 55/16 ,  F16L 41/08

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