特許
J-GLOBAL ID:200903005808169760
再構成された遺伝子の単クローン性を判定する方法、及びこれを利用した腫瘍性病変の鑑別方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
三枝 英二
, 掛樋 悠路
, 中野 睦子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-182915
公開番号(公開出願番号):特開2006-000090
出願日: 2004年06月21日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】 腫瘍性病変の有無を鑑別するために用いられる方法、並びに当該方法を用いた腫瘍性病変の鑑別方法を提供する。【解決手段】腫瘍性病変の鑑別方法に、下記工程(1)ゲノムDNAを、ゲノムにおいて出現頻度が高く、上記対象とする遺伝子の再構成によって除去されない領域部位を認識する制限酵素aで切断する、(2)上記(1)で得られたDNA断片の制限酵素切断部にリンカーを接続する、(3)上記(2)で得られたリンカー付きDNA断片を、ゲノムにおいて出現頻度が低く、上記対象とする遺伝子の再構成によって除去されない領域部位を認識する制限酵素bで切断する、(4)(2)で得られたリンカー付きDNA断片の下流領域にハイブリダイズするプライマー及びリンカー領域の塩基配列と相補的な塩基配列にハイブリダイズするプライマーを用いて、上記(3)で得られたDNA断片を鋳型にPCRをする、及び(5)(4)で得られるPCR産物の単一性を測定する、を有する、再構成された遺伝子の単クローン性の判定法を使用する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
下記の工程を有する、再構成された遺伝子の単クローン性を判定する方法:
(1) ゲノムDNAを、ゲノムにおいて出現頻度が高く、上記対象とする遺伝子において再構成を起こす可能性のある領域に存在しない配列を認識する制限酵素aで切断する、
(2) 上記(1)で得られたDNA断片の制限酵素切断部にリンカーを接続する、
(3) 上記(2)で得られたリンカー付きDNA断片を、ゲノムにおいて出現頻度が低く、上記対象とする遺伝子において再構成を起こす可能性のある領域に存在せず、上記制限酵素aの認識配列と上記対象とする遺伝子において再構成を起こす可能性のある領域の開始部位との間に存在する配列を認識する制限酵素bで切断する、
(4) 上記対象とする遺伝子において再構成を起こす可能性のある領域の下流領域にハイブリダイズするプライマー及びリンカー領域の塩基配列と相補的な塩基配列にハイブリダイズするプライマーを用いて、上記(3)で得られたDNA断片を鋳型にしてPCRをする、及び
(5) (4)で得られるPCR産物の単一性を測定する。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (31件):
4B024AA11
, 4B024AA12
, 4B024AA20
, 4B024BA61
, 4B024CA03
, 4B024CA10
, 4B024CA20
, 4B024HA09
, 4B024HA11
, 4B024HA20
, 4B063QA11
, 4B063QA13
, 4B063QA17
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ08
, 4B063QQ43
, 4B063QQ79
, 4B063QQ96
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR20
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR40
, 4B063QR42
, 4B063QR62
, 4B063QR63
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QX01
引用文献:
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