特許

J-GLOBAL ID：200903005811051931

記憶管理装置

発明者： 佐々木 亮一 ,  楠見 雄規 ,  大蘆 雅弘
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 中島 司朗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-070645
公開番号（公開出願番号）：特開平7-281945
出願日： 1994年04月08日
公開日（公表日）： 1995年10月27日
要約：

【要約】【目的】 木構造をなす一連のデータを効率よく一次記憶部に供給する記憶管理装置に関する。【構成】 イベント発生が検知されとイベント監視部150によって、カレントオブジェクトが取得される。記憶管理装置100は、CPUのアクセスを禁止して、新たに読み出すべきオブジェクトのオブジェクト名を取得する。取得後、現在の優先順位を旧優先順位として旧優先順位テーブル160に保存し、優先順位作成部140に新優先順位を作成させる。作成後、優先順位の新旧の順位の入れ代わりにより、一次記憶部の常駐、解放を行う。即ち、優先順位にランク落ちしたオブジェクトの占有領域を脱落オブジェクト解放部200に解放させ、代えてランク入りしたオブジェクトを新参オブジェクト転送部180に常駐させる。

請求項（抜粋）：

複数個のオブジェクトの木構造が記された木構造マップを記憶する記憶手段と、イベント入力を行う入力手段と、イベント入力によって指示されたオブジェクトをカレントオブジェクトとして判定するカレントオブジェクト判定手段と、カレントオブジェクトと判定された際、上記木構造マップにおいてカレントオブジェクト近傍に位置するオブジェクトに優先順位を設定してゆく優先順位設定手段と、優先順位が所定のランク以上のオブジェクトを記憶する一次記憶手段と、前回に設定された優先順位を旧優先順位として記憶する旧優先順位記憶手段と、新旧の優先順位を比較し、新優先順位において前記所定の順位からランク落ちしたオブジェクトの一次記憶手段内の占有領域を解放し、代わってランク入りしたオブジェクトを一次記憶手段内に常駐させるオブジェクト常駐制御手段とを備えることを特徴とする記憶管理装置。