特許
J-GLOBAL ID:200903005813011899

木造建築物の横架材接合構造とその用具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 信市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072520
公開番号(公開出願番号):特開平8-246562
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 接合金属主体と横架材とを、それらの間に楔を打ち込んで緊締するのに、その楔を小さくでき、また、横架材に設ける打込み空間を小さくして、欠損部分が大きくなるのを回避し、掘削加工に手間がかかったり、強度を低下させるのを改善すること。【構成】 接合金具主体51の芯板53の両側に、該芯板53の高さに比しかなり低い高さ(たとえば約7分の1の高さ)の一対の案内片55,56を設け、さらに、芯板53の上端部に楔係入溝60を、その芯板53の肉厚方向に貫通させて設けている。接合金具主体51に嵌合乗載した梁62等の横架材の接合端部67の縦溝70の所要の位置の拡幅部72と楔係入溝60とに、楔部材77を打ち込むことによって、その接合端部67の長手方向端面76を柱61の側面に圧接させている。
請求項(抜粋):
接合金具主体が、底板の上面に芯板を設立し、これら底板および芯板の一側端面に取付け板を起立させ、底板の上面であって芯板の両側に、該芯板の高さに比しかなり低い高さ(たとえば約7分の1の高さ)の一対の案内片を設け、芯板の上端部に楔係入溝を、その芯板の肉厚方向に貫通させて設けていること、梁等の横架材が、その接合端部に、上記接合金具主体とほぼ同形の嵌合空処、すなわち、該接合端部の底面に設けられかつ上記底板を受入する所要の大きさと形状にした扁平凹処、該接合端部の中心線に沿って設けられかつ上記芯板を受入する所要の大きさと形状にした縦溝、その縦溝の上端開口部分であって前記楔係入溝に対応することになる位置に設けた所要の大きさと形状の拡幅部、上記扁平凹処と縦溝との間であって前記案内片に対応することになる位置に設けた副溝を連続させてなる嵌合空処を形成していること、柱の一側面に、上記接合金具主体が水平に取り付けられ、その接合金具主体に上記嵌合空処を嵌合した状態で、梁等の横架材が該接合金具主体に乗載していること、上記楔係入溝とそれに対応する拡幅部に、楔部材を打ち込むことによって、梁等の横架材の上記接合端部の長手方向端面を柱の側面に圧接させていることを特徴とする木造建築物の横架材接合構造。
IPC (3件):
E04B 1/58 508 ,  E04B 1/58 503 ,  E04B 1/26
FI (3件):
E04B 1/58 508 L ,  E04B 1/58 503 L ,  E04B 1/26 E

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