特許
J-GLOBAL ID:200903005813026055

デュアルモード無線装置におけるディジタル・アナログ共用回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094933
公開番号(公開出願番号):特開平9-284166
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】局部発振回路の共用化を図る。【解決手段】 周波数シンセサイザ105 は切替制御部300 からの制御信号により直交変換の際の第1の局部発振周波数と、アナログ受信の際の第2の局部発振周波数とを生成する。ディジタルモードではディジタルIF部100 の乗算器103 ,104 を含む直交復調回路がオンとなって、高周波部からの受信波を直交変換してベースバンド処理部に送る。アナログモードではバッファ109 がオンとなって第2の局部発振周波数をアナログIF部に供給する。同様に、変調部200 では周波数シンセサイザ206 からディジタルモードでの直交変調用の第3の局部発振周波数を生成し、これによって乗算器204,205 などの直交変調回路が駆動される。アナログ送信では周波数シンセサイザにて第4の局部発振周波数が生成され、これをアナログの変調信号にて周波数変調して乗算器205 を介して高周波段に出力する。
請求項(抜粋):
ディジタルモードとアナログモードを有するデュアルモード無線装置におけるディジタル・アナログ共用回路において、該回路は、受信波を所定の局部発振周波数にてダウンコンバードしてアナログのベースバンド信号を得るアナログ受信手段と、受信波を直交検波して、同相信号および直交信号からなるディジタルのベースバンド信号を得るディジタル受信手段と、ディジタルのベースバンド信号を直交変調してディジタルの送信波を生成するディジタル送信手段と、アナログのベースバンド信号にて所定の局部発振周波数の信号を周波数変調してアナログの送信波を生成するアナログ送信手段と、前記アナログ受信手段およびディジタル受信手段ならびにディジタル送信手段およびアナログ送信手段を制御してそれぞれのモードに切り替える制御手段とを含み、前記ディジタル受信手段は、前記制御手段からの第1の制御信号を受けて直交検波のための第1の局部発振周波数を生成する第1の周波数シンセサイザを含み、該第1の周波数シンセサイザは、前記制御手段から第2の制御信号を受けて第2の局部発振周波数を生成して前記アナログ受信手段にアナログ信号のダウンコンバートのための局部発振信号を供給し、前記ディジタル送信手段は、前記制御手段からの第3の制御信号を受けて、直交変調のための第3の局部発振周波数を生成する第2の周波数シンセサイザを含み、該第2の周波数シンセサイザは、前記制御手段から第4の制御信号を受けてアナログ変調のための第4の局部発振周波数を生成し、アナログのベースバンド信号を周波数変調する変調手段を含むことを特徴とするデュアルモード無線装置におけるディジタル・アナログ共用回路。
IPC (4件):
H04B 1/40 ,  H04B 1/04 ,  H04B 1/26 ,  H04Q 7/38
FI (4件):
H04B 1/40 ,  H04B 1/04 T ,  H04B 1/26 R ,  H04B 7/26 109 G
引用特許:
審査官引用 (1件)

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