特許
J-GLOBAL ID:200903005815117945

造影剤注入プロトコル決定方法および造影剤注入プロトコル演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-342633
公開番号(公開出願番号):特開2007-143880
出願日: 2005年11月28日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】経験的なフィッティング処理に依ることなく一相注入のための適正な注入プロトコルを得る。【解決手段】テスト注入プロトコルに従って被検体に造影剤をテスト注入するとともに、被検体がプレスキャンされる(テスト検査:S1〜S3)。このテスト検査に基づき、テスト時間濃度曲線が作成される(S4,S5)。テスト時間濃度曲線に基づき、注入速度はテスト注入速度と等しい一定値とし、注入速度は種々の値に定めた場合の複数の推定時間濃度曲線が作成される(S7)。各推定時間濃度曲線において、所要の濃度維持時間を確保できる最大濃度値が求められる(S8)。この最大濃度値と所要濃度値との比に基づき、注入速度が定められる(S9)。さらに、注入速度および注入時間を乗じて造影剤注入量が求められ、造影剤注入量および注入速度よって規定される一相注入を表す複数の注入プロトコルが作成される(S10)。【選択図】図18
請求項(抜粋):
撮影対象に対して、一定のテスト注入速度で所定のテスト注入時間に渡って造影剤をテスト注入するステップと、 前記撮影対象の関心領域を撮像し、造影剤のテスト注入に伴う画像濃度の時間変化を表すテスト時間濃度曲線を作成するステップと、 前記テスト時間濃度曲線に基づいて、注入速度を前記テスト注入速度と等しい一定値とし、前記テスト注入時間とは異なる所定の注入時間を設定した場合についての時間濃度曲線を推定して、推定時間濃度曲線を作成するステップと、 前記推定時間濃度曲線において所要の濃度維持時間を確保できる最大濃度値を求めるステップと、 前記最大濃度値および所要濃度値に基づいて、前記濃度維持時間にわたって前記所要濃度値を維持できるように、前記所定の注入時間に対応した注入速度を定めるステップと、 前記所定の注入時間およびこれに対応する注入速度に基づいて造影剤注入量を求め、この造影剤注入量およびこれに対応する前記注入速度の対を含む注入プロトコルを作成するステップとを含む、造影剤注入プロトコル決定方法。
IPC (2件):
A61B 6/03 ,  A61M 5/00
FI (2件):
A61B6/03 375 ,  A61M5/00 300
Fターム (17件):
4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066CC03 ,  4C066QQ21 ,  4C066QQ24 ,  4C066QQ41 ,  4C066QQ51 ,  4C066QQ72 ,  4C066QQ78 ,  4C066QQ92 ,  4C093AA24 ,  4C093CA16 ,  4C093DA02 ,  4C093EE20 ,  4C093FA19 ,  4C093FF19 ,  4C093FF28

前のページに戻る