特許
J-GLOBAL ID:200903005819293675

昇降機の非常ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005636
公開番号(公開出願番号):特開平7-206311
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 昇降機の非常ブレーキ装置において、ブレーキの効き速度の向上と共に、左右均等なブレーキ圧を得るようにすること及び検知部と把持機構(ブレーキ部)を別置きとすることで、控えロープ配置に自由度をもたせることを目的としている。【構成】 昇降ロープ9と並行に控えロープ10を吊り下げ、機体5には、検知ローラ13を有する検知アーム20を揺動自在に備えると共に、控えロープ10の両側に位置する1対の偏心ローラ38を回動自在に備えている。検知アーム20は、付勢手段30により検知ローラ13を一定の圧接力で昇降ロープ9に当接している。切断等により、昇降ロープ9の張力が解除された時、検知アーム20の揺動により両偏心ローラ38の偏心側カム部分38aが下方位置から控えロープ把持側へと回動し、両側から控えロープ10を均等かつ迅速に挟持する。
請求項(抜粋):
機体を吊り下げる昇降ロープと、該昇降ロープを巻き取る巻取り機構を備え、昇降ロープを巻き取りあるいは巻き戻すことにより機体を昇降させる昇降機において、昇降ロープと並行に控えロープを吊り下げ、機体には、検知ローラを有する検知アームを揺動自在に備えると共に、控えロープの両側に位置する1対の偏心ローラを回動自在に備え、上記検知アームは、付勢手段によ昇降ロープ側に付勢されて検知ローラを一定の押圧力で昇降ロープに押し当て、検知ローラと両偏心ローラとを、昇降ロープの張力が解除された時の検知アームの揺動により偏心ローラの偏心側カム部分が下方位置から控えロープ把持側へと回動して両側から控えロープを挟持するように連動連結していることを特徴とする昇降機の非常ブレーキ装置。
IPC (2件):
B66B 5/24 ,  B66B 5/20

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