特許
J-GLOBAL ID:200903005824638257
液晶表示素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-054149
公開番号(公開出願番号):特開2000-186283
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 温度依存性の低いしきい電圧をもつ液晶素子に適合する液晶化合物を提供する。【解決手段】 下記式Iで表される2,6-ジフルオロベンゾニトリル誘導体。【化1】式中Rは1ないし15個の炭素原子をもつアルキルまたは3ないし15個の炭素原子をもつアルケニルであり、これらの基の各々の中の1個のCH2 基を-O-、-CO-、-COO-、または-OCO-で置換することもできる。【化2】は1,4-フェニレン基、2-フルオルまたは3-フルオロ-1,4-フェニレン基または1,4-シクロヘキシレン基である。Z1 は-CH2 CH2 -、-COO-または単結合である。Z2 は-COO-である。n、0、1または2である。【化3】は非置換のまたは2-または3-の位置でラテラルにモノフルオロ化された1,4-フェニレン基を示す。
請求項(抜粋):
温度に依存するしきい電圧 ( threshold voltage )をもち、互に離れてその間に空間を形成する一対のキャリヤープレート ( carrier plate ) と、該プレートを互に密封して室をつくる手段とこの室の中に存在する正の誘電異方性をもつ液晶材料(この液晶材料はネマチックキャリヤーホスト (nematic carrier host )と強力な誘電的に正の添加物 ( strongly dielect- rically positive additve )を含む)の層を有する作動可能な液晶表示素子において、強力な誘電的に正の該添加物が一定の使用温度範囲で働いてしきい電圧の温度係数を改善する2,6-ジフルオロベンゾニトリルの少くとも一種の誘導体よりなり、その2,6-ジフルオロベンゾニトリル誘導体が式Iの化合物であることを特徴とする液晶表示素子。【化1】式中Rは1ないし15個の炭素原子をもつアルキルまたは3ないし15個の炭素原子をもつアルケニルであり、これらの基の各々の中の1個のCH2 基を-O-、-CO-、-COO-、または-OCO-で置換することも可能である。【化2】は1,4-フェニレン基、2-フルオルまたは3-フルオロ-1,4-フェニレン基または1,4-シクロヘキシレン基である。Z1 は-CH2 CH2 -、-COO-または単結合である。Z2 は-COO-である。n、0、1または2である。【化3】は非置換のまたは2-または3-の位置でラテラルにモノフルオロ化された1,4-フェニレン基を示す。
IPC (3件):
C09K 19/54
, C07C255/55
, C09K 19/58
FI (3件):
C09K 19/54 E
, C07C255/55
, C09K 19/58
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